働き方改革

モチベーション管理は重要?職場の実力の底上げを!

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モチベーション管理は重要?職場の実力の底上げを!

スケジュール管理、脱Excel、ペーパーレス等職場の課題をオールインワンで解決
 
長年にわたり同じモチベーションで働くのは難しいものです。ただ、個々人のモチベーションが上がることで、会社としての業績アップにもつながります。今回はモチベーションを高める考え方についてご紹介します。

モチベーションアップで業績に寄与する

モチベーションアップで業績に寄与する

 

働くすべての人にモチベーションは重要です。モチベーションが上がらない状態では、仕事をやらされている感が生じ、精神健康上も好ましくなく、メンタルヘルス不調も起こりやすくなります。業務に対しても生産性や業務の質が下がるなど個人としての成果も出しにくくなります。さらに会社の業績にも大きく影響することになります。

 

一人ひとりのモチベーションを高めていくことが、その部門の成果、組織全体の意識・意欲を高め、会社として最大限の業績に結び付いていきます。

 
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モチベーションを構成する3つの要素

モチベーションを構成する3つの要素

 

モチベーションを高めていくには、正しくモチベーションを理解し、何によって高められ、どのような要因で下がるのかを知ることが重要です。モチベーションは目標、認知、感情の3つから構成されます。

目標

そもそもモチベーションは、「目標を達成するための行動を起こさせる気持ち」です。目標のないところには、既にモチベーションは存在しません。この目標は単に会社の今期の目標というものではありません。自己実現の目標です。10年後、20年後に「どのような仕事をしていきたいのか」、「どんな働き方をしたいのか」、「どのような役割を担っていきたいのか」に基づいた目標です。

認知

認知には「期待」と「価値」の2つあります。期待とは「頑張ればできる」という実現可能性、成功可能性のことです。「頑張ってもできない」、「頑張らなくてもできる」レベルの目標はモチベーションが高まりません。価値とは、「その目標を達成する意味があるのか。達成することで何が得られるのか」を明確にしたものです。

感情

「やっていて辛くてしょうがない」という気持ちではモチベーションは高まりません。肯定的な感情を伴うからこそ、モチベーションが高まっていくのです。

 
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自分の現状のモチベーションレベルを把握する

自分の現状のモチベーションレベルを把握する

 

今の自分のモチベーションレベルを把握することも大切です。マズローの欲求5段階説と照らし合わせながら見ていきましょう。低次の欲求①から高度な欲求⑤まで5段階あり、高度になるにつれ、モチベーションは高くなっていきます。

  • 生理的な欲求 ⇒ 空腹、のどの渇き、睡眠など生命を保つために必要な欲求。
  • 安全欲求 ⇒ 危険を避け、安全な状態を保とうとする欲求。
  • 所属と愛の欲求 ⇒ 信頼関係や愛情に満ちた関係を持ちそのような集団に所属したいと思う欲求。
  • 自尊欲求 ⇒ 他者から認められ、自律的に行動しようと思う欲求。
  • 自己実現欲求 ⇒ 自己の持つ可能性を追求し、成長を望み続ける欲求。

自分がどのステージで現在働いているかがわかれば、何をクリアすればステージを上げられるのかが見えてきます。

 
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職務満足感と不満足感をもたらす要因

職務満足感と不満足感をもたらす要因

 

職務満足感は動機づけ要因となり、モチベーションを高めていきます。仕事そのものが好きであったり、その仕事を通して成長できる、達成感を得られるなどがあります。一方、不満足感は衛生要因となり、モチベーションを高めるときの重しとなります。経営方針や事業戦略、上司によるマネジメント、職場環境などがあります。衛生要因が改善されたとしても、モチベーションはあがるものではなく、下がりにくくなるというだけで、モチベーションを高めていくのは、あくまでも動機づけ要因です。

 
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仕事とプライベートの連動を図る

仕事とプライベートの連動を図る

 

仕事とプライベートを切り離して考えることは得策ではありません。なぜなら職務満足感はプライベートが充実している人ほど、高まりやすいという傾向があります。仕事だけに特化したアプローチではなく、家庭満足度を高めたり、好きな趣味を持つなど、プライベートを大切にすることで、職務満足感も高まりやすくなります。

 
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「一番成果がでる」その人の働き方とは

「一番成果がでる」その人の働き方とは

 

一方、自分はどのような働き方が合っているのかを知ることが大切です。その視点がキャリアアンカーというものになります。キャリアアンカーとは、キャリアを選択する時に最後まで手放せない、その人の核になるものです。

 

以下、8つのキャリアアンカーがあります。

  • 専門性重視 ⇒ プロフェッショナル志向。専門領域を持つことでやりがいを感じる。
  • 経営重視 ⇒ マネジメント志向。自分のマネジメントで自部門の成果を出したい。
  • 自律(立)重視 ⇒ 仕事を自分のやり方で仕切ってやっていきたい。
  • 安定重視 ⇒ 会社の雇用保障、職種や組織での終身雇用の権利。
  • 起業・創造重視 ⇒ 自分自身の会社や起業したい。
  • 社会貢献重視 ⇒ 社会的に何か価値あることを成し遂げる仕事を追い求める。
  • チャレンジ重視 ⇒ 難しい障害を乗り越えることにやりがいを感じる。
  • ライフスタイル重視 ⇒ プライベートと自分のキャリアをバランスよく統合する。

自分のキャリアアンカーと現在の会社での働き方が一致していれば、成果を出しやすく、モチベーションも高まります。

 
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モチベーションの源泉を知る

モチベーションの源泉を知る

 

最後に自分のモチベーションの源泉を知ることも大切です。「自分は何を大切にしているのか」、「将来どのようになりたいのか」、「仕事をすることで何を得たいのか」を考えることで、自分は人生の中で何を大切に生きているのかが見えてきます。

 

これが自分自身のモチベーションの源泉です。この源泉を見ていけば、モチベーションは高まっていきますが、目の前のストレスや人間関係ばかりに目が向いてしまうとモチベーションは高まらなくなります。

 

このようなことを理解し、職場でできること、自分でできることを知り、やりやすいものから実践することで、モチベーションは高まり、働きがいや幸せをより多く感じるようになります。
 
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見波利幸(みなみとしゆき) 一般社団法人日本メンタルヘルス講師認定協会 代表理事
野村総合研究所やキヤノン系グループなどでメンタルヘルスの主席研究員として、メンタルヘルスの黎明期よりいち早く1日研修を実施するなど日本のメンタルヘルス研修の草分け。 2015年より日本メンタルヘルス講師認定協会の代表理事に就任。

WORKSHIFT DESIGN 編集部

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WORKSHIFT DESIGN 編集部

WORKSHIFT DESIGN(ワークシフトデザイン)編集部。 働き方を、シフトする。現場目線で新しい時代の働き方を考えるメディアとして【働き方改革】【リモートワーク/ワークスタイル】【残業削減】【業務効率化】をテーマに記事を執筆しています。