システム構成例
パッケージ版のシステム構成例
desknet's NEOは、数名での小規模利用から数万名での大規模利用まで、幅広いユーザー環境に対応しています。
小中規模(~数百名)でのご利用では、シンプルな構成ながら高い性能を持ったシステム環境を、どなたでも簡単に構築できます。
また、大規模(~数万名)でのご利用であっても、柔軟なシステム構成により、高いアクセス負荷や大量のデータ登録にも耐えられる、高い性能および可用性を持ったシステム環境を構築できます。
システム・ネットワーク基本構成

社内ネットワーク上に、desknet's NEOをインストールしたサーバーを設置します。
社内ネットワークに接続されたPCやタブレットから、Webブラウザーを使ってdesknet's NEOにアクセスします。
ウェブメールの利用には、別途メールサーバー(SMTP/POP3)が必要です。
スマートフォンやタブレットを使って社外からdesknet's NEOを利用する場合、インターネットからdesknet's NEOへのアクセスを許可する必要があります。
安否確認機能を利用する場合も、インターネットからdesknet's NEOへのアクセス許可が必要です。
①「oauth2.googleapis.com」へのhttps通信(443/tcp) ②「fcm.googleapis.com」への https通信(443/tcp)
ウェブ会議利用時のネットワーク構成

- ※社外PCとウェブ会議を行わない場合、社内ネットワークからインターネットへの通信は、WebRTC通信(3478/udp)のみ行われます。(点線で示す通信は発生しない)
- ※ネットワークポリシーにより、ICEサーバーへの通信を開放できない場合、自社内に専用のICEサーバーを構築することができます。詳細は弊社までご相談ください。
サーバー要件
ウェブ会議を利用する場合、WebサーバーのSSLが有効になっている必要があります。
ネットワーク要件
ウェブ会議を利用する場合、以下すべてのネットワーク要件を満たす必要があります。
- すべてのクライアントPCから、desknet's NEOサーバーに対して、WebSocket通信(3001/tcp)が制限なく行えること
- ウェブ会議を利用するすべてのクライアントPCから、インターネット上に設置されたICEサーバー(ice001.desknets.com~ice999.desknets.com)に対して、WebRTC通信(3478/udp)が制限なく行えること ※現在提供中のICEサーバーの情報はこちらからご確認いただけます。
- ウェブ会議を利用するすべてのクライアントPC間で、WebRTC通信(49152-65535/udp)が制限なく行えること
システム構成例
基本構成(シングル構成)
desknet's NEOの基本構成です。
1台のサーバー機器にWebサーバーとデータベースをインストールして利用します。

クラスタリング構成
OSのクラスタリング機能を利用して、アクティブスタンバイの高可用性構成を取ることが出来ます。(エンタープライズライセンスのみ対応)

Web-DB分離構成
Webサーバーとデータベースを別のサーバー機器に構成できます。
負荷軽減に加え、システム拡張も容易になることから、利用者数の拡大が想定される場合にも有効です。(エンタープライズライセンスのみ対応)

負荷分散構成
ロードバランサーなどの負荷分散機能を利用して、複数台のWebサーバーと1台のデータベースサーバーを用いた冗長構成を取ることができます。(エンタープライズライセンスのみ対応)

リモートアクセス構成や高可用性構成でのご利用について
desknet's NEOのリモートアクセス構成や、高可用性構成(クラスタリング、Web-DB分離、負荷分散など)でのご利用につきましては、desknet's NEOの販売パートナーがシステム構築のご提案・ご支援を行わせていただいております。各社窓口までご相談ください。
►desknet's NEOエンタープライズライセンス販売パートナー
※パートナー様により、一部のシステム構成に対応出来ない場合があります。あらかじめご了承ください。
仮想環境での利用について
desknet's NEOは、VMwareやHyper-Vなどの仮想環境上でもご利用いただけます。
インストールの際は、「仮想環境に導入する際の注意点 」もあわせてご確認ください。
統合Windows認証によるシングルサインオンについて
desknet's NEOをActive Directoryドメイン環境下でご利用いただく場合、統合Windows認証によるシングルサインオンが可能です。
詳細は「統合Windows認証によるシングルサインオン」をご確認ください。