働き方改革

テレワークでのマネジメントのポイントは?課題と解決方法を解説

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テレワークでは、従来のオフィスワークで行っていたマネジメントをそのまま持ち込もうとすると、さまざまな不都合が生じます。テレワークで組織や部下を管理して機能させるには、これまでとは異なるテレワークに対応したマネジメントが必要です。
ここでは、テレワークでのマネジメントにおける課題と、その解決方法をご紹介します。

テレワークで求められるマネジメントとは?

オフィスではなく自宅などで業務に携わるテレワークでは、通常のオフィスで行う一般的なマネジメントのやり方をそのまま適用することはできません。オフィスでのマネジメントと異なる点は何か、テレワークでのマネジメントの課題をどう解決したらいいのかについて解説します。

オフィスでのマネジメントと異なるポイント

オフィスで仕事をしているときには、上司は基本的に部下と同じ空間と時間を共有しています。オフィスで顔を合わせながら仕事をし、会議や報告、時には雑談をして、部下が働く様子を目で見て確認しながら指示を出せます。これに対し、テレワークでは遠隔でコミュニケーションをとりながらマネジメントを行っていかなければなりません。

 

そのため、テレワークにおいては、上司は部下とのコミュニケーションや仕事の内容・進捗の把握、さらには人事評価について腐心することになります。そして部下もまた、オフィスワークと同じようにコミュニケーションがとれるのか、的確な指示や評価が受けられるのかという不安を抱くはずです。テレワークでは、これらの課題をどのように解決するかが大きなポイントとなります。
 
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テレワークでは成果が重視される

上記のような課題を解決するにはいくつかの方法が考えられますが、まずは基本的に、テレワークでは成果主義が強まる傾向があることを覚えておくべきでしょう。
オフィスワークでは、成果が得られるまでのプロセスや仕事に向かう姿勢も、評価の対象となります。しかし、個人の時間の使い方や仕事の仕方が見えづらいテレワークでは、必然的に一人ひとりの成果が重視されるようになります。

 

そのため、メンバーが担当する仕事や責任の範囲を明確化し、毎日の進捗と成果の報告を義務づけるといった方法を実践している企業が増えています。いわば、社員一人ひとりが個人事業主のようになり、部下が自分自身をマネジメントして、成果物を会社に納めていくといったイメージです。これは、欧米式のビジネススタイルに近いともいえます。

ITツールを利用したマネジメントへ

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成果が重視されるとはいえ、日本のビジネスではメンバー同士がコミュニケーションをとりながら連携し、個人としてよりもチーム全体として成果を出していくスタイルが広く浸透しているのも事実です。そのため、テレワークだからといってすべてを成果主義・個人主義に変えてしまうのではなく、成果は重視するものの、組織としての緊密なコミュニケーションも失うことなく仕事を進め、マネジメントしていく方法も考えられます。

 

そして、テレワークでの緊密なコミュニケーションは、ICT(情報通信技術)環境を整備することで可能になります。
つまり、日本のテレワークにおけるマネジメントは、オフィスでのコミュニケーションから、インターネットとウェブ会議チャットツールなどのITツールを利用する新しいコミュニケーションに変える必要があるといえるでしょう。
 
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テレワークにおけるマネジメントは何が課題か?

ここからは、テレワークでのマネジメントで生じやすい課題とその解決方法について見ていきましょう。部長や課長など、マネージャーとしての立場からの課題について考えてみます。

 

テレワークにおけるマネジメントは何が課題か?

部下とのコミュニケーションがとりにくい

テレワークのマネジメントでは、コミュニケーション方法が課題として多く挙げられます。今までの働き方に慣れている人ほど、テレワークではコミュニケーションが難しいと感じるのではないでしょうか。
例えば、オフィスで働いていれば、部下の様子を見ていて何か問題が起きそうであれば、事前にアドバイスや指示を送れます。しかし、ウェブ会議メールによるやりとりだけではそうした兆候に気づかず、問題が起きてから初めて報告を受けるといったケースが出てきます。部下も指示を正確に理解しにくく、問題が大きくなったり、問題を抱え込みやすくなったりします。

 

このようなコミュニケーションの課題には、多様なコミュニケーション手段を用意する方法が有効です。例えば、メールだけでなくビジネスチャットツール社内SNSを使うことで、報告や相談を気軽にできる環境や雰囲気を作り出せるでしょう。
しかし、ITツールを複数用意すると、管理の手間がかかります。その場合は、社内コミュニケーションツールや情報共有機能が集約されているグループウェアを利用するといいでしょう。グループウェアなら操作方法やインターフェースも統一されており、管理の手間も省けます。
 
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労務管理しにくい

労務管理しにくい

 

テレワークでは、勤務時間や仕事内容が見えにくいという問題も生じます。部下が仕事をサボっているかどうかもわかりにくいといえます。

 

こうした問題を防ぐため、ウェブカメラを常時オンラインにして監視したり、在籍・離席情報を確認できるツールを利用したりする方法もあります。しかし、テレワークは場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を実現するものです。監視しすぎると、社員に必要以上のストレスやプレッシャーを与えることになりかねません。
勤務時間の管理は必要ですが、的確な短期目標を与えて、その成果によって判断する方法にシフトしていくべきでしょう。

 

成果を重視すると同時に、コミュニケーションを緊密にとり、スケジュールの共有をしっかり行うなど、進捗を可視化できれば、プロセスもある程度把握できます。こうした仕組みを作り上げることが、適正な労務管理には必要だといえるでしょう。
 
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人事評価が難しい

労務管理と同様、業務内容が見えにくいという意味で、テレワークでは適切な人事評価ができるかどうかも課題になります。

 

人事評価でも、やはり緊密なコミュニケーションと成果重視の考え方が重要です。ITツールを使ったコミュニケーションではログが残るため、後で客観的な評価に役立てられます。また、定期的にウェブ会議ツールなどを使った1on1ミーティングを行うことで、部下の動向を把握して人事評価の参考にすることもできるでしょう。

 

評価システムも、テレワークに適合する方式に変更すべきです。テレワークでは勤務態度などを見る定性的な評価ではなく、成果物や目標達成率にもとづいた定量的な評価方式が合っているといえるでしょう。
 
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新しいマネジメント方法はグループウェアの活用を

テレワークでのマネジメントを成功させるためのポイントは、ITツールなどのコミュニケーションインフラを活用することと、成果重視の評価システムへのシフトにあります。

 

グループウェア「desknet’s NEO(デスクネッツ ネオ)」には、社内SNSスケジュール管理回覧・レポート電子会議室といった、コミュニケーションや情報共有のための機能がそろっています。
さらに、desknet’s NEOと連携が可能な業務アプリ作成ツール「AppSuite(アップスイート)」ビジネスチャット「ChatLuck(チャットラック)」もコミュニケーションインフラの構築に役立ちます。
これらの機能を活用して、テレワークに適したマネジメントができる環境を構築してください。
 
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WORKSHIFT DESIGN 編集部

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WORKSHIFT DESIGN 編集部

WORKSHIFT DESIGN(ワークシフトデザイン)編集部。 働き方を、シフトする。現場目線で新しい時代の働き方を考えるメディアとして【働き方改革】【リモートワーク/ワークスタイル】【残業削減】【業務効率化】をテーマに記事を執筆しています。