新バージョン機能紹介(V5.2/2019年1月)

いつでも最新の機能を利用できます。

AppSuite APIの公開による外部システムとの連携
およびdesknet's NEOとの機能連携を強化

今回のバージョンアップでは、AppSuiteのAPI・コマンドラインツール公開により、AppSuiteアプリへの外部システムからのデータ取り込み自動化が可能になりました。
これにより、入力作業などの業務に割いていたリソースを、別途活用できるようになります。

また、AppSuiteとdesknet's NEOの「ワークフロー」がシームレスに連携することで、稟議・承認処理および承認履歴の保管・管理が容易に行えるようになり、より実業務に即したアプリを作成できるようになりました。

外部システム連携

AppSuite 外部システム連携APIを公開

外部システム(社内システムやクラウドサービス)からAPIを呼び出すことで、AppSuiteアプリにデータを直接登録できるようになりました。
これにより、外部システムとAppSuiteアプリを連携させる際のデータ登録を自動化できます。
※APIはクラウド版、パッケージ版いずれにも対応しています。(マニュアル)

AppSuite 外部システム連携APIを公開

コマンドラインツールによる外部データ
取り込みの自動化(クラウド/パッケージ両対応)

AppSuiteへCSVファイル・画像/文書ファイルを一括インポートできるコマンドラインツールを公開しました。
これにより、PC上で作成・保存されたデータをコマンドラインツールを介してAppSuiteへ一括登録ができるようになるほか、
他システムのサーバー上にコマンドラインツールを設置し、定期実行させることでAppSuiteへのデータ取り込みを自動化できます。
※コマンドラインツールは、desknet's NEOのシステム管理者、AppSuiteの機能管理者が利用できます。 (ツールのダウンロード) (マニュアル)

コマンドラインツールによる外部データ取り込みの自動化(クラウド/パッケージ両対応)

desknet's NEO連携

ワークフロー機能とAppSuiteの連携

AppSuiteアプリに登録された各データの詳細画面からワークフローの申請を行えるようになりました。データ詳細のメニューに表示された「ワークフロー」ボタンをクリックするとdesknet's NEOのワークフロー申請作成画面が開き、アプリごとにあらかじめ設定した申請書が表示されます。アプリに登録されたデータはHTML化され、申請に添付されます。(設定マニュアル)(利用マニュアル)

ワークフロー機能とAppSuiteの連携

その他多数の機能改善・要望反映

対象アプリケーション

  • appsuiteAppSuite
  • 全般全般
  • ウェブメールIMAPウェブメールIMAP
  • 管理者設定管理者設定

AppSuite

データの一括置換機能を追加

複数件のデータをまとめて、一括変更できるようになりました。文字部品のほか、プルダウン等の部品にも対応しています。

データの一括置換機能を追加

部品のコピー機能を追加

アプリ内にて使用されている部品をコピーできるようになりました。
類似した部品を複数作成する際に、設定項目を引き継いで部品を増やすことができ、アプリの作成・メンテナンス効率が向上します。

部品のコピー機能を追加

マスタデータを選択する際に、新規データを登録可能に

アプリのデータ登録画面から、関係付け(リレーション)された他のアプリ上のデータを選択して参照する際に、参照先アプリの登録画面を開いてデータを新規登録できるようになりました。

【例】
営業案件管理のアプリに案件情報を登録する際に、顧客マスタアプリ内の顧客情報を参照する場合、登録されていない顧客を「新規追加」ボタンからその場で登録して選択できます。

マスタデータを選択する際に、新規データを登録可能に

表部品内の部品を検索可能に

詳細検索にて、表部品内の子部品を検索条件として指定できるようになりました。

【例】
顧客問合せ管理アプリで、お客様の訪問履歴等の内容を検索できます。

表部品内の部品を検索可能に

クロス集計を4階層に拡張

クロス集計にて、集計可能な階層を2階層から4階層まで拡張しました。
「部署-個人-売上区分-製品」等の階層で、より詳細な集計が可能です。

クロス集計を4階層に拡張

集計できる行数を拡張

クロス集計において、従来、集計結果が200行×200列を超える集計は行えませんでしたが、1,000行×200列までの集計が行えるようになりました。また、集計対象として行項目のみを指定した場合は、10,000行までの集計が可能です。

集計できる行数を拡張

自動計算の関数、演算子を追加
(IFS、NOT、AND、OR)

以下の関数、演算子を追加しました。
IF関数で複数の条件式を指定する場合、IFS関数を使用することで、条件の指定が容易になります。

  • ・IFS(条件式1, 真の場合1, 条件式2, 真の場合2, ..., 条件式127, 真の場合127)
  • ・NOT(条件式)
  • ・AND、OR ※2項演算子

自動計算の関数、演算子を追加

検索で「値がある」データの絞り込みが可能に

データの詳細検索にて、「値なし」だけでなく、「値あり」の条件での検索ができるようになりました。なんらかの値が入っているデータのみを絞り込みたい場合に、抽出が可能になりました。

検索で「値がある」データの絞り込みが可能に

組織名にマウスを合わせた際に、親組織も表示

組織選択部品にマウスを合わせた際、親組織名も含めた組織名が表示されるようになりました。
例えば、第一営業部にマウスを合わせると、「営業本部 - 第一営業部」のように表示され、同一・類似の部課名などが存在する場合に、判別しやすくなります。

組織名にマウスを合わせた際に、親組織も表示

他アプリの表部品を関係付けし、複写で取り込み可能に

他アプリを関係づける際に、表部品も複写取り込みできるようになりました。

【例】
発注稟議書アプリと支払依頼アプリを関係づけ、発注稟議で入力した金額明細を、支払依頼アプリに複写できます。

他アプリの表部品を関係付けし、複写で取り込み可能に

最後に表示したラベルを記憶

アプリ一覧にて、最後に表示したラベルが記憶されるようになり、前回使用したアプリやよく使うアプリへのアクセスが容易になりました。

最後に表示したラベルを記憶

表部品にも行番号を表示可能に

表部品の各明細の行番号を表示する設定を追加しました。
[※部品の設定>スタイル>行番号を表示する]

表部品にも行番号を表示可能に

縦横の配置が不揃いの複数の部品を一括で位置揃え可能に

アプリ作成・更新時に、部品を複数選択した状態でも「部品の設定>配置>位置」でX,Y座標を入力できるようになりました。
これにより、配置が不揃いの複数部品の配置を一括で揃えられるようになりました。

縦横の配置が不揃いの複数の部品を一括で位置揃え可能に

検索機能を改善

簡易検索ダイアログにて、任意の日付の検索を指定できるようになりました。

検索機能を改善

簡易検索ダイアログにて、添付ファイルの有無を検索できるようになりました。

簡易検索ダイアログにて、添付ファイルの有無を検索

「アプリ設定>画面デザイン>データの既定の絞り込み」設定にて、任意の部品だけが選ばれた検索ダイアログを設定できるようになりました。
検索によく使う部品を指定しておくことで、日々のアプリ利用が快適になります。

任意の部品だけが選ばれた検索ダイアログを設定

印刷時の余白のずれを改善

印刷時の余白が各ブラウザで同じサイズとなるよう調整しました。また、アプリの画面デザイン設定において、A4サイズ等を指定した場合に、余白の境界を示すマークが表示されるようになりました。

印刷時の余白のずれを改善

アプリアイコン画像のファイルサイズ制限を緩和

アプリのアイコン画像のサイズ制限を10KBから50KBに緩和し、10KBを超すサイズの画像も登録できるようになりました。

アプリアイコン画像のファイルサイズ制限を緩和

データのインポート時に、登録日時、登録者を指定可能に

CSVファイルからのデータインポート時に、登録日時、登録者を指定してインポートできるようになりました。
他のシステムからAppSuiteへデータを移行する場合、登録者、登録日時を、インポートを実行した人の名前や実行した日時とするのではなく、実際の登録者、登録日時を指定できます。

※登録日時、登録者の指定は、パッケージ版の データインポートバッチ、および、コマンドラインツールからのみ可能です。(画面上でインポートする場合は不可)

関連付けしたアプリからデータを選択する際に、絞り込み条件を「一致する」から「含む」に変更

データ登録画面にて、虫眼鏡をクリックした際に、表示される関連データの選択ダイアログの絞り込み方法を「一致する」から「含む」に変更しました。(「文字(一行)」部品がキー部品の場合の動作のみ)
従来は、キー部品に「株式会社」と入力し、虫眼鏡をクリックすると、「株式会社」と「一致する」データが絞り込まれ、ヒットするデータが限られましたが、「含む」に変更することで、目的のデータが検索にヒットしやすくなりました。

関連付けしたアプリからデータを選択する際に、絞り込み条件を「一致する」から「含む」に変更

文字がカットされている場合のみ、ポップアップボタンを表示。また、文字(一行)部品のURLをリンク化

一覧画面にて、値をポップアップ表示するボタンを文字がカットされている場合のみ表示されるようになりました。(文字複数行、リッチテキスト、添付ファイルは対象外)
また、文字(一行)部品にURLが登録されている場合、リンク表示されるようになりました。

文字がカットされている場合のみ、ポップアップボタンを表示。また、文字(一行)部品のURLをリンク化

表部品内にもリッチテキスト部品を配置可能に

表部品内にもリッチテキスト部品を配置できるようになりました。

表部品内にもリッチテキスト部品を配置可能に

表部品の左下に行追加リンクを追加

表部品の左下に行を追加するリンクを追加しました。表部品が横に長い場合に、右端にスクロールしなくても、行を追加できるようになりました。

表部品の左下に行追加リンクを追加

集計対象の項目解除が容易に

集計設定にて、集計対象の枠内に追加した項目を、メニューを開かずに×ボタンのクリックのみで、解除できるようになりました。

集計対象の項目解除が容易に

数値部品の複写設定時に単位を引き継ぎ

数値部品を複写部品に設定した場合に、数値の単位の設定も初期値としてコピーされるようになりました。

チェックボックス、ラジオボタン、プルダウン部品の高さを統一

チェックボックス、ラジオボタン、プルダウン部品の高さを統一しました。同じフォントを使用してもプルダウン部品の高さが若干大きく、横に並べた場合にバラつきが出ましたが、解消されました。

[仕様変更]CSVインポートの動作変更

CSVファイルで、アプリにデータをインポートする際に、エラーを含んだデータが見つかった場合は、その場でインポートを中断するよう変更しました。
従来は、エラー行以降のデータをアプリから削除した後に、再度インポートをし直す手間が発生していましたが、エラー行でインポートが停止するため、データIDがむやみに増加することがなくなります。

※本仕様変更は、画面上でインポートを行う場合のみ対象です。(データインポートバッチ(パッケージ版専用)ではエラー発生時の中断無し、コマンドラインツールではインポート中断の有無を引数で指定可能)

[仕様変更]作成できる部品数の上限を変更

アプリの作成・更新時に、作成できる部品数を使用するデータベース環境に応じて制限するよう変更しました。

PostgreSQL: 500部品

全般

アイコン画像のファイルサイズ制限を緩和

ブックマークやオプションメニューなどのアイコンに指定できる画像のサイズ制限を10KBから50KBに緩和し、10KBを超すサイズの画像も登録できるようになりました。

リッチテキストエディタを更新

インフォメーションや回覧・レポート等で利用できるリッチテキストエディタを更新しました。

  • ・カラーパレットの配色を変更
  • ・[ハイパーリンク]に表示文字の設定を追加
  • ・入力時のフォントをメイリオフォントに変更

リッチテキストエディタを更新

ウェブメールIMAP

検索条件としてフォルダを指定可能に

スマートフォン版にて、メールを検索する際、検索条件に対象フォルダを指定して検索を行えるようになりました。

検索条件としてフォルダを指定可能に

管理者設定

外部サービスおよび、AppSuiteとの連携に関する設定を追加
(「ChatLuck desknet's NEO連携アドオン」を標準化)

ビジネスチャット「ChatLuck(チャットラック)」とdesknet's NEOとの間で、アカウント連携やシングルサインオンを実現するためのアドオンを、desknet's NEOに標準搭載しました。AppSuiteのAPIを利用するためのアクセスキー発行も行うことができます。

アクセスキーの使用有無を設定できるようになりました。
ChatLuckの新着メッセージをdesknet's NEOのネオツイに表示したり、AppSuiteのAPIを使用する際に設定します。

アクセスキーの使用有無を設定
管理者設定>外部サービス連携設定>アクセスキー使用設定

個人毎にアクセスキーの使用許可の設定やアクセスキーの発行を行うことができるようになりました。

個人毎にアクセスキーの使用許可の設定やアクセスキーの発行

desknet's NEOからChatLuckにシングルサインオンするための設定を追加しました。

desknet's NEOからChatLuckにシングルサインオンするための設定を追加
管理者設定>システム設定>シングルサインオン設定

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