株式会社北陸銀行
様の導入事例

ペーパーレスで年1億円のコスト削減。リモートワークなどの柔軟な働き方や業務効率化も推進し、業界を牽引

株式会社北陸銀行

  • 業種銀行業
  • ユーザー数5,000ユーザー
  • 利用形態パッケージ版

【導入】 膨大な紙の業務にはムダがたくさん。地銀の生き残りをかけてワークスタイル変革に踏み出した。

【採用】 柔軟にカスタマイズでき、カスタマイズ機能が標準化されるバージョンアップも多いことから採用を決定。

【効果】 本店と営業店のコミュニケーションの加速、会議のムダ削減、業務引継ぎの効率化など多岐にわたるメリットが得られた。

ブロックチェーンやFinTechなどのワードが飛び交う金融業界は今、新たな展開の必要に迫られています。低金利の影響で収益が厳しく、コスト削減等を柱とした働き方改革が待ったなしの状況です。そのようななか、全国屈指の広域店舗網を持つ北陸銀行さまは、先駆的なワークスタイルを採用し、注目を集めています。子育てしやすい職場環境をつくる「イクボス(※)宣言」を行い、子育てサポート企業の認定(=くるみん認定)も取得するなど、充実の職場整備を進めつつ、BYOD(=私用端末の業務利用)を先駆的に推進。日本銀行も驚く大胆なICT活用で模範を示しています。そんな同銀行さまが導入したグループウェアがdesknet's NEOでした。今回はその経緯と効果について、同銀行および提案者さまに語っていただきました。

膨大な紙の業務にはムダがたくさん。地銀の生き残りをかけてワークスタイル変革に踏み出した。

── 取材前のやりとりで、富永さまが「当行はチャレンジャーな気風だから」と語られていました。いま地銀は、生き残りをかけて、たとえば企業の資金運用の支援を充実させる等さまざまな取り組みを行っていますね。

金融コンサルティングにも早くから着手してきました。おかげさまで評価もいただいており、優れた金融機関に贈られる日本M&Aセンターの「バンクオブザイヤー」を今年(2019年)もいただきました(過去4回選出されている)。desknet's NEOは2016年から使っています。ペーパーレスだけで年1億円のコスト削減が実現し、今や弊行に欠かせないツールになっています。

北陸銀行本店社屋。

── システムの仮想化なども進められていて、業界のなかでも特筆すべき先駆ぶりと感じています。グループウェアを導入しようと考えられたきっかけは何だったのでしょうか。

仕事上の非効率はたくさんあったんです。特に「紙」ですよね。紙の業務がとにかくムダだった。たとえば決裁文書をつくります。まずハンコをもらうのに時間がかかる。で、決裁がおりたら書類に穴をあけてバインダーに保管するわけですが、過去の書類を見返すことも多々あるため、そのたびにインデックスからたどってバラバラとバインダーをめくって探す。はっきり言って面倒です。これがもし「保管も検索も手元のクリックで完結」となったら便利だなと、そう考えました。

── 金融というと「紙」や「印鑑」に対する信頼が強いイメージがあります。

印刷専門の部門があるくらいですから。とにかく紙だらけなので、出張して帰社すると机は「決裁書類がタワー」状態になっているんです。行員は何となく外出が億劫になってしまう。でもdesknet's NEOで多くの書類が電子化されたため、「出張が億劫だ」と言っていた本部行員が前向きに外出するようになりました。また、以前であれば議題になるような話題は打ち合わせで議論していましたけれど、今は[回覧・レポート]でアジェンダ共有から意見出しまで行える。おかげで会議の数も時間も減りました。

── 金融業界はいま変化の加速度を増しています。仕事のムダは放置できませんね。しかし、電子マネーの浸透が難しいように、お客さまはまだまだ紙を求めているのではないでしょうか。

仰るとおりです。その意味で店頭業務の書類はペーパーレス化が難しい。ですが、いずれはペーパーレスにしていく必要があります。その準備として、まずは行内業務のペーパーレスを実現しようとICT活用を始めました。グループウェアも話題に出ました。弊行は、「お客さまにペーパーレスを訴えるなら、まずは自分たちが実践してから」と決めたのです。

柔軟にカスタマイズでき、カスタマイズ機能が標準化されるバージョンアップも多いことから採用を決定。

── desknet's NEOを知ったきっかけは何だったのでしょうか。

当行グループの北銀ソフトウエアから紹介いただいたんです。同社は、グループウェアの性能や価格の比較も行っていて、さまざまアドバイスを頂戴しました。じつは弊行は、以前も他社製のグループウェアを使っていました。ですが、それは申し訳ないですけれど、不評でした。

一般的な[回覧・レポート]の利用画面。

── desknet's NEOを採用された決定打は何でしたか。

直感的に使えることや安いことももちろんですが、いちばんはカスタマイズに関することです。カスタマイズが柔軟に行えること、それからバージョンアップ等を経てカスタマイズ機能を標準機能にしてくれる期待値が高かったこと、の2点が決め手でした。「製品に合わせて会社の仕組みややり方を変える」ではなく「会社の実情に合わせて製品の仕組みを変える」方策がとれる製品がdesknet's NEOだったんです。

── カスタマイズ機能の標準化に魅力を感じていただけた。

カスタマイズ機能って、端的にいえば「弊行専用の機能」ということですよね。弊行の働き方はありがたくも業界で参考にしてもらえる機会が多いので、「うちの銀行も同じことがやりたい」と言われます。そのときに「これは弊行に特化した機能なんです」と言うと「あ、これはうちでは使えないのか……」とガッカリされるかもしれない。それよりも「業界的に便利な機能が標準でついています」って言えた方がいい。また「新たに機能がほしいと要望すれば、ネオジャパンさんは対応してくれます」と言えたら、製品利活用による弊行の働き方を業界内にシェアしやすくなります。「導入すれば同じことができます」と言えれば、働き方を変える敷居が下がる。それっていいなと思ったんです。

── 貴行のみならず金融業界への効果を考えられていたのですね。標準機能で魅力を感じられたものはございましたか?

[回覧・レポート]ですね。コメントがつけられるのがいいなと思ったんです。弊行では「回レポ」と呼ばれていますが、この機能はセンセーショナルでした。ファイルシェアだけでなく、ファイルに関する加筆説明や意見もコメント欄でスムーズにシェアできる。「こんな便利なツールがあるのか」と驚きました。

本店と営業店のコミュニケーションの加速、会議のムダ削減、業務引継ぎの効率化など多岐にわたるメリットが得られた。

── 効果について伺います。目を見張るのが「年1億円削減」のペーパーレスの威力です。

枚数ベースでも年3割削減に成功しました。お客さまにかかわる書類以外は多くの紙がなくなったと思います。銀行では、稟議決裁の書類が数多くあるのですが、[ワークフロー]機能に替えました。御社の同機能は経路もつくりこめるので、ほぼすべての稟議がシステム化できました。フォーマットは300ほどになります。しかも御社のワークフローは決裁後に[文書管理]に自動保存されるので、かつて行員を悩ませていたファイリング作業もなくなりました。当然、過去の書類の掘り起こしも検索機能でラクに行えます。

一般的な[ワークフロー]の利用画面。

── 仕事のムダが目に見えて減ったのですね。

営業店で評判がいいのが[電子会議室]です。チャットみたいにやりとりできるのが好評なんです。たとえばヘルプデスクに問い合わせが来て、不明な点があれば同会議室に書き込む。すると本社や担当部署から回答が得られる。以前はこの作業を電話でしていたのですが、ウェブでのやりとりになって、コミュニケーションがスピーディになりました。しかも書き込みの内容が[電子会議室]内に残るので、それが応答マニュアルになるんですね。マイナンバーができた際にはマイナンバー専用の会議室を同機能でつくって、ナレッジを集めました。もちろん、マニュアル対応できない問い合わせもありますが、そういった項目はわかりやすくタイトルに印をつけて、峻別しています。

── 既成の仕事や仕事の工数が減るというのは大きいですね。業務効率化も進みましたか。

たとえばステークホルダーから来た依頼メールや、決裁済みの[ワークフロー]の内容がそのまま「回レポ」で社内回覧できるので、細かいところでも仕事が加速しました。

── さきほど会議削減についても言及していただきました。加えて出張や外出にも前向きになれた行員が出たと仰られていましたね。

北陸ですから、雪のこともあってリモートワークの必要性というのは前々から言われていました。今はBYODでどこででも仕事ができる。desknet's NEOでテレワーク・リモートワークができる。ですから、「いやあ、良いモン導入してくれたね」って情報システム部門が言われたんです。

北陸銀行さまの[電子会議室]内「イントラに関するヘルプデスク」の会議室一覧(左上)と一般的な[電子会議室]の利用画面(右下)。

── 行員の活用例でおもしろいと感じられたものはありますか。

[ToDo]で業務引継ぎを行っていたスタッフがいたのには驚きました。銀行業界は人事通達から発令までが短いんです。短期間での業務引継ぎに迫られる。それに対し、ある行員が、引継ぎ内容を全部[ToDo]に書き出して、スケジュールカレンダーに「見える化」したんです。個々の[ToDo]には書類のファイルなんかも貼りつけて、特に大事な点などはコメントも付記していた。[ToDo]をつうじて前任者と後任者が情報交換し、引継ぎが完了し次第ひとつひとつ「完了」ボタンを押してつぶしていく。これで引継ぎもれなしのスムーズな仕事の継承を実現していました。

── 活用想定外の使いかただったのですね。

まさに、です。desknet's NEOは多機能かつ汎用性があるので、システム提供側が思ってもみなかった活用のされ方も生まれるのかもしれません。この製品で、生き残りをかけた地銀のアップデートから、業界のサービス良質化へと流れをつくれたらと思っています。

ご活用中の機能と使い方

  • スケジュール
    スケジュール

    行員みなのスケジュールを公開。互いの予定周知や日程調整の効率化に寄与している。特に、打ち合わせの予定等を立てる時に、かつては各人のスケジュールを電話等で確認していたのが、現在は「スケジュールカレンダーに空きがあれば予定を入れても良い」というルールで、なかば勝手に予定が組めるため、スムーズなスケジューリングが可能になった。予定個々には特定の人にしか見られないように鍵をつけることもできるため、セキュリティ的にも安心。

  • 回覧・レポート
    回覧・レポート

    多くの情報交換を本機能で行っている。情報のシェアだけでなく、問い合わせやそれへの回答、加筆説明等も随時シェアできるため、非常に便利と好評。行内では「回レポ」の愛称で親しまれている。

  • ワークフロー
    ワークフロー

    稟議決裁書類を本機能でシステム化。新サービスの稟議や人事まで、さまざまなフェースの決裁が行われている。書式は約300にもなる。かつては「あの稟議書、誰か手元でとめてないか?」といった声があがり、書類探しなどが発生していたが、そういったことも一切なくなった。「回レポ」と合わせ、ペーパーレスを推進した主たる機能。

  • 文書管理
    文書管理

    稟議書類などを保存している。[ワークフロー]の決裁済み情報も自動格納される。紙で運用していた時代に発生していたファイリング業務や、保管スペースなどが不要になり、業務効率化も進んだ。

  • 電子会議室
    電子会議室

    営業店で評判が良いのがこの機能。ヘルプデスクなどに来る問い合わせ内容、模範応答などを各会議室でやりとりし、情報として蓄積。履歴をさかのぼれば、そのままマニュアルとしても活用できる。これにより、本社や担当部署への電話が急減した。

  • アンケート
    アンケート

    コンプライアンスアンケートから施策等への意見・要望等のとりまとめ、ボランティアや飲み会の企画等を本機能で推進している。

お話をうかがったご担当者様

  • システム戦略グループ長 富永英司 様

    働き方改革に敷居の高さを感じている銀行員は多いです。スケジュールを公開しているといえば「大丈夫?」とリアクションされますし、ヘルプデスクの対応を[電子会議室]で代替しているというと「いちいちウェブに書き込む時間がない」といった反応が返ってきます。ですが、実際にやってみると意外とできるんですよね。desknet's NEOは敷居を感じさせないITツールですから、金融業界の働き方改革をスムーズにできると期待しています。

  • 北銀ソフトウエア株式会社 寺前善弘 様

    さきほど[ToDo]で業務引継ぎという話題がでましたが、わたし個人も[ToDo]を多用しています。小さなことかもしれませんが、一日のすべき仕事を[ToDo]に入力してカレンダー上に可視化し、一つ一つを一日かけて「完了」にステータス変更していくんです。昔は手帳でそれを行っていましたが、[スケジュール]機能で同じことができることに嬉しさを感じました。

  • 北銀ソフトウエア株式会社 岡上久美子 様

    desknet's NEOは使いやすさが素晴らしいです。かつてなら「これってどう使うの?」といった問い合わせ業務にシステム担当者が4人くらい必要だったのですが、今なら一人でも回せます。それくらい、使い勝手がいい。また、不明な点があれば貴社サポートが丁寧に教えてくれますし、安心して利用できることに利点を感じています。

desknet's利用環境

製品名
desknet's NEO
ユーザー数
5,000ユーザー
導入時期
2016年

事業概要

企業名
株式会社北陸銀行
所在地
富山県富山市
創業
1877年
紹介
地方銀行としては国内トップクラスの広域営業店を持ち、また先進的なサービスや職場環境づくりにも長年取り組んできた。地域貢献なども盛んに行い、「バンクオブザイヤー」を受賞するなど優れた金融機関として認知されている。「地域共栄、公正堅実、進取創造」の経営理念を体現した経営に注目が集まる。

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