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<この事例のポイント>
【導入】 プログラミングなど特別なITの知識を必要としないグループウェアを探していた。
【採用】 豊富な機能と優れたGUI、以前のソフトとのオペレーションギャップの無さ等が決め手に。
【効果】 テレワークを後押しするなど働き方改革の推進に欠かせないツールとして影響力を発揮。
東京日産コンピュータシステム株式会社さまは、自動車ディーラーの一部門として産声をあげ、日本IBMの認定特約店として事業を開始しました。「世界トップレベルの技術をお客さまへ」との理念のもとに、会社や組織のITインフラ構築をはじめ、各種ソフトウェア・ハードウェアの販売、マネージドサービスなど多岐にわたる事業を展開しています。製品ベンダーとの強力なパートナーシップにより、クライアントのあらゆる要望に応えることができる強みを持ち、計画からサポートまで顧客に寄り添い、満足いただく、といった姿勢が多くの人の喜びにつながっています。そんな同社が選んだグループウェアがdesknet's NEOでした。そこにはどんないきさつがあったのでしょうか。今回はシステム担当者に、“情シス”ならではの視点からdesknet's NEOの良さ、利点についてお話を伺いました。
お客さまのご要望にお応えするなかで事業が広がっていきました。ビッグデータについても、予測分析や各社の基幹システムの運用高速化等に活かすサービスを提供しています。IBMの技術やサプライヤー等とのやりとりの蓄積で、顧客に最高のサービスを提供できていると自負しています。
昔は大手他社製のグループウェアを使っていました。目的は外販です。社員自らがそのグループウェアを使い、製品を知った上で販売するのです。情報の共有迅速化や一元管理も目的にしていましたが、それは副次的な事由でした。ちなみに弊社は、スケジュール管理、ポータルなど、機能ごとに別のグループウェアやソフトを使っていました。機能最適化を目指してのことです。
無かったです。ですがその製品は専門のSEがいないとカスタマイズができないほど仕組みが複雑です。弊社的にはヒューマンリソースをより有効な形で配置していくといった観点から、専門のSEを社内配置することはしませんでした。加えて、例えばEOS対応でバージョンアップをするにしても、データベース構成を全部見直さなければなりません。旧グループウェアはクラサバ型ですので、クライアント側のソフトの入れ替えもすべて実施しなければならない。それを自前でやるのも効率的ではない。旧グループウェアは運用面で問題を抱えていました。
機能的には満足していました。主にスケジュールの可視化と全社発信のために使われていましたね。ただ、他にもアプリケーションの活用幅はあったのです。ですが、ユーザーがカスタマイズできないという理由で他は利用されませんでした。それで、そのうちITの専門知識がそれほどなくても扱える製品を探そうという話になりました。
いくつもの製品を比較しました。もちろんそのなかには他の大手グループウェア製品も入っていましたし、フリーのグループウェアも検討しました。
まずは機能面の話からしましょう。当初、話題になったのはスケジュール管理のUIです。以前使っていた製品と使用感の似た製品を選ぼうという話になりました。オペレーションもギャップがないものにしようといった声も出ました。それで、検討の結果、最も類似していると結論されたのがdesknet's NEOだったのです。しかもdesknet's NEOの[スケジュール]は組織・グループ単位で所属員のスケジュールを一望できます。そういった製品が他には少なかった。日本の商習慣に合わせた国産ならではの仕様だとNEOに感心したとともに、そこが選定基準になりました。
desknet's NEOには25もの機能が標準搭載されています。[ワークフロー]をグループウェア上で動かせることもそうですし、例えば[アンケート]機能なんかも便利で、それは旧グループウェアの標準機能には無いものでした。[スケジュール]と[設備予約]等が連動しているなど、機能連携にも魅力を感じました。それから、GUIが優れていることにも注目が集まりました。[ワークフロー]に顕著ですけれど、部品をドラッグ&ドロップするだけで書式がつくれます。情報システム部門が額に汗して対応しなくても、ユーザー自身でカスタマイズできるのです。いちいちコーディングもしなくていい。ここにも惹かれましたね。ユーザーがカスタマイズする側に回れるなんて、すばらしい、と。加えて、情シスの負担は減る(笑)。御社のAppSuite(=業務アプリ作成ツール)も、特別なプログラミングの知識がなくてもいじれるという点で選びました。
運用面で弊社の情シスが助かるという点は、アドバンテージでした。それでも、大手他社製グループウェアとNEOとの間でどちらを採用するか、最終局面まで悩みました。最後は値段です(笑)。
廉価でしたね。
弊社ならではの利用シーンに合わせて使い方を指示する、指示書みたいなものです。これを頒布することでNEOの活用がさらに促進され、われわれシステム部門への問い合わせが、より減少しました。
弊社独自のマニュアルは[文書管理]に保存されています。また、[文書管理]の同じフォルダに、desknet's NEOを初めて使う人への指示書や、[安否確認]など非常時に役立つ機能の利用における社内ルール、使い方の書類等も保管しています。
情報共有が以前より一層、早くなり、コミュニケーションも活性化しました。例えば[ワークフロー]とモバイル対応によって社外でも稟議等の決裁が下せるようになり、社内決定が推進され、ペーパーレス化も進みました。また、以前はそこまで業務の拠点たりえなかった[ポータル]も充実。今はポータル画面を経由してさまざまな外部システムに飛べますし、重要な会議、例えば2018年のキックオフミーティング等の動画を貼りつけて、常に仕事の指標を確認できるようにもなりました。他社の技術と連携させて、チャットbotのスクリプトを[ポータル]に貼りつけ、bot運用もしています。仮に簡単なQAがあれば、botで処理ができる。これらにより[ポータル]は情報の総合発信拠点になりました。
テレワークなどは試験的に実施しています。desknet's NEOのおかげで、社外にいても社内にいるかのように情報共有ができるため、NEOはテレワーク推進の駆動力にもなっています。
Excelは便利なソフトです。情報管理やデータの分析に有益です。ですが、共同編集ができなかったり、ステータス変更などと連動して通知・業務の指示を飛ばしたり、ということは難しいですよね。Excelには、かゆいところに手が届かない感がありました。そこで御社のAppSuiteを導入したのです。
[設備予約]の延長で使ったりしていますね。通常の[設備予約]も、会議室や社用車、キッティングルーム、サーバールームなどの管理に使っているのですが、AppSuiteではキッティングに使う細かな備品などの管理をしています。弊社はキッティングを行う頻度が高いので[設備予約]ではそれらを管理しきれません。ですが、AppSuiteでキッティング備品の管理をするアプリをつくったら、管理が間に合うようになった。備品を一覧化して、使用状況が一目でわかるようにしています。しかも、「利用開始」「利用終了」とステータス変更を行うと、次の予約者に「利用可能になりましたよ」という意味の通知がいく。このアプリでキッティング備品がスムーズに回せるようになりました。
アプリ名は「備品貸出管理票」です。これができたことで、キッティングにかかわるわれわれの部署への問い合わせがグンと減りました。しかもAppSuiteは共同編集ができます。キッティング備品は使用頻度が高いので、排他制御がかかるExcelでは(他の誰かが編集中のために)ステータス変更ができず、仕事が進まないことがありました。
ええ。あまりにも利用頻度が高く、利用時間を細分化しないと管理できない、という備品管理にAppSuiteはうってつけでした。AppSuiteによってグループウェアの[設備管理]機能が拡充された。このように、AppSuiteにはグループウェアの活用幅を広げる役割があると思うのです。
他にも弊社では、AppSuiteで贈答品を管理したりしています。Excelだとセキュリティ的に管理が心配な物品もAppSuiteでなら管理ができます。desknet's NEOとAppSuiteで、弊社のビジネスが加速したことは間違いありません。さまざまなコスト削減にも両ソフトが貢献しています。われわれ情報システムを扱う部署の運用コストは明らかに減りました。今後はAppSuiteの活用幅をより広げて、さらなる働き方改革に挑戦していきます。
情報発信や各システム(外部を含む)へのアクセス拠点として活用されている。動画などを貼りつけて情報共有をしたり、他社製のチャットbotのスクリプトを貼りつけてbotを運用し、社員のなかにポータル画面の便利さを印象づけ、desknet's NEOを定着させた。見た目がかわいいという社員からの声もあり、desknet's NEOの親しみやすいイメージが浸透した。
会議室や社用車、サーバールーム、キッティングラック等の備品を管理している。[スケジュール]と連携しているため、予定に紐づけて備品の予約ができ、スムーズなスケジューリングの推進に役立っている。細かな設備・備品についてはAppSuiteで管理を行っており、AppSuiteアプリと本機能で社内設備の利用を縦横にカバー。備品活用の効率化を実現した。
社内の規定や規約の書類はもちろん、desknet's NEOの利用マニュアルも保存されている。同マニュアルは、ネオジャパン作成の「かんたん操作マニュアル」をもとに独自に制作されたもの。実際の利用シーンに合わせてマニュアルは活用でき、NEO活用のサポート拠点として本機能自体も運用されている。
以前は紙と印鑑と社内便で回していた稟議・決裁書をdesknet's NEO導入と同時に本機能に移行。書類が回り、決裁がおりるまでにかかる時間が圧倒的に短縮された。出先でもモバイルで決裁の承認が可能なため、利便性においても満足感が得られた機能である。本機能の定着によってペーパーレス化も進んだため、業務改善のわかりやすい指標となっている。
メインの使い方は「日報」。簡単なフォーマットに必要事項を入力し、社員は本機能で日報を提出する。上長などはコメント欄に内容への応答を記入。回覧の範囲は、ほとんどが各部署ごと。ただし新入社員等のレポートは全社回覧される。社員からは「コメント欄に書かれるメッセージを励みに業務ができる」との喜びの声が聞かれる。
社員旅行から社内会議まで、さまざまなシーンでの意見収集に活用されている。経営にかかわる意見等については集まった声を分析し、業務改善に役立てている。
ITインフラの構築を専門としている弊社ですが、われわれの目から見てもdesknet's NEOの性能の高さは素晴らしいと言えます。これだけのUIを違和感なく動かせるその背景に、どれだけ高度な技術が使われているか。そこに思いを馳せるたびに、感心してしまいます。これも御社が技術者育成に力を入れられている成果なのでしょう。
desknet's NEOはアフターフォロー、サポートもしっかりしていて、信頼できます。機能面について、ここは改善の余地があるのでは、と提案すれば、それを次のバージョンアップなどに反映しようと努めてくれる。苦情の言いがいがある、というと語弊がありますが(笑)、そういった真摯な姿勢が製品にも表れていると思います。
情シス部門の負担軽減に役立つdesknet's NEOには助けられています。情シスというと、社内からの問い合わせ対応にあくせくしている印象があると思うのですが、そういった仕事が目に見えて減りました。こういったことも一つの働き方改革ですよね。desknet's NEOの活用は、イコール「業務改善を生む」と言えます。
旧グループウェアはスケジュール管理と全社発信に使っていました。便利でしたし、それで満足していました。ですがdesknet's NEOには「こういうこともできるの?」という機能がたくさんついている。で、使ってみると便利なんです。弊社内の潜在的なニーズも喚起してくれ、グループウェアの印象を変えてくれたのが、desknet's NEOです。