住信SBIネット銀行株式会社
様の導入事例

組織を越えた情報共有のためグループウェアを刷新。メール連絡が不要になり、情報を得やすくなりました。

住信SBIネット銀行株式会社

https://www.netbk.co.jp/

  • 業種銀行業
  • ユーザー数900ユーザー
  • 利用形態クラウド版

【導入】新サービスの開発推進や日常業務の効率化に、使いやすい情報共有ツールが必要。

【採用】ユーザー自身でカスタマイズできる「ポータル」の使い勝手が導入の決め手に。

【効果】インフォメーション機能をフル活用。一斉送信メールが大幅に減った。

住信SBIネット銀行様は、大手インターネット専業銀行の一つ。「どこよりも使いやすく、魅力ある商品・サービスを24時間・365日提供するインターネットフルバンキング」の実現に努め、複数の顧客満足度調査で1位に輝くなど、ユーザーから高い評価を集めています。

主力商品である住宅ローンは複数のラインナップを持ち、2016年6月には取扱額2兆9,000億円を突破。また、カードローン、クレジットカードなどでも独自の商品・サービスを展開。さらに、金融とITを統合した新サービスの開発を推進するなど、FinTech(フィンテック)分野に強みを持つ金融機関としても高い評価を得ています。

次々と新しいサービスを開発・リリースしている同社では、組織横断的なプロジェクトが多数存在するため、メンバー間での情報共有が欠かせません。従来の情報共有ツールは使い勝手が悪かったために、desknet's NEOへのリプレイスを実施しました。

新サービスの開発推進や日常業務の効率化に、使いやすい情報共有ツールが必要。

── 今回、グループウェアを導入した経緯は?

当社では常に新しいサービスの開発を推進し、できたものはスピーディーにサービスインしています。そのために、組織横断的なプロジェクトチームをつくることがよくあります。プロジェクトチームにとって大切なのは情報連携です。ファイルサーバーだけでの情報のやりとりでは効率が悪いため、何らかの情報共有ツールを使って効率を高める必要があります。

またプロジェクトに関わっていないスタッフにとっても、業務で必要な情報をタイムリーに収集する必要があり、情報共有ツールは欠かせません。これまで使っていたツールは、特にポータルの機能が満足できないものだったため、グループウェアにリプレイスすることにしました。

── どのようなグループウェアを求めていたのですか?

グループウェアの役割について、
1.ナビゲーション機能(無理なく目的のコンテンツに到達できる)
2.重要情報の通知(ユーザーが見るべき情報を自然に入手、新着情報は手間なく更新できる)
3.ユビキタス(スマートフォンやモバイルデバイスで情報閲覧できる)
4.つながりの強化(社員の業務内容や社内連絡先、写真を可視化)
と位置づけました。これまでの情報共有ツールは機能性、操作性、対応端末でこれらの要件を満たすことができず、社内であまり利用されていませんでした。
そこで、上記の要件を満たすグループウェアを導入するため、複数の製品を比較検討しました。

ユーザー自身でカスタマイズできる「ポータル」の使い勝手が導入の決め手に。

── desknet's NEOを選んだ決め手はどこにあったのでしょうか?

desknet's NEOについては、ユーザビリティの基本機能は充実しており、無理なく目的のコンテンツに到達できる使いやすさがありました。また、スマートフォンなどのモバイルでの使い勝手も問題ありませんでした。

大きな決め手となったのは、「ポータル」のカスタマイズ性です。簡易な機能ですが、自分の欲しい情報がすぐに得られるように、ユーザー自身がカスタマイズすることができます。また、ユーザーに見せたい情報・見せたくない情報を部門単位で設定できるなど、管理者にとってのカスタマイズ機能も充実していました。

── セキュリティ面ではいかがでしょうか?

クラウド版を導入するにあたりセキュリティ面については、社内の基準に照らし合わせ導入可能か検討しました。
クラウド事業者が冗長化されており、高い可用性が担保されていること。
情報の機密性、データの完全性などが当社のセキュリティ基準を満たすものであったこと。
また、稼働率が99.99%と安定してサービスが利用できることで信頼性が高いと判断しました。

── 利用料金についてはいかがでしたか?

従来の情報共有ツールも料金は高くありませんでしたが、desknet's NEOはそれよりも安く、月々のランニングも含めてもコストメリットが大きいと感じました。

── 導入のステップについて教えてください。

まず運用部門で事前の検証を行い、各機能の役割・利用シーンを想定しながら、利用する機能を選定しました。その後、システム部門全体でのプレ運用を実施しました。

次に、各部にシェルパ(比較的ITリテラシーが高く、業務に精通している人)を任命し、試験的に使ってもらいました。その結果をヒアリングしたところ、特に大きな問題点はないと判断し、全社展開に踏み切りました。2016年4月に本格的に導入し、現在は全部署の900名程度のユーザーが利用しています。

インフォメーション機能をフル活用。一斉送信メールが大幅に減った。

── 導入して約4カ月ですが、実感できた効果はありますか?

まず、メール連絡が減りました。当社では、広報関連情報や、人事情報、社内規則改定、システムメンテナンス情報など、社内連携する情報が多数あります。そういった情報がこれまでは社内メールで、全社一斉やグループ一斉のかたちで送信されていました。ユーザーは毎日大量のメールを受け取っていて、本当に必要な情報を見落とすこともあるなど、業務効率を阻害する要因になっていたと思います。

desknet's NEO導入後は「インフォメーション」機能をメールの代替手段として活用できるようになったことで、メールが大幅に減りました。業務の効率化につながっていると感じます。

「インフォメーション」には「ポータル」画面からアクセスします。ユーザーが自分の「ポータル」をカスタマイズして、見るべき情報、欲しい情報をすぐに、自然に得られるようになりました。今まではメールを「送る・受け取る」かたちだったものが、「自分から見に行く」に変わり、それが習慣として定着すれば良いと考えています。

── 「インフォメーション」にはどのような情報を載せていますか?

全社向けのお知らせとしては、各種通達のほか、社内表彰、社内研修の案内、人事情報、防災情報、健康診断の案内等を載せています。また、全社朝礼を動画にて配信しています。そのほかに、カスタマーセンターに寄せられたお客様からのご意見を毎日掲載し、改善にも役立てています。

また、休暇、外出といった在籍情報を「部門インフォメーション」にアップするというルールを採り入れました。

── プロジェクトチームにおいてはどのように活用されていますか?

部門を超えたプロジェクトチーム内の連絡はこれまでメールベースでした。desknet's NEO導入後は、「ポータル」に複数部門で利用できるタブを作成し、そこで情報共有することで、メールでの連絡を削減することができました。

── 今後の利用展望についてお聞かせください。

今後も当社では、強みであるITを駆使してより便利なサービスを開発し、差別化を図っていきたいと考えています。

そのためにも、ナレッジの蓄積が新しいサービスのアイデアにつながるような、SNS的なやりとりをグループウェアで行っていきたいです。

── 本日は貴重なお話をありがとうございました。

ご活用中の機能と使い方

  • インフォメーション
    インフォメーション

    社内の必要な通達、連絡事項(社内表彰、社内研修の案内、人事情報、防災情報、健康診断の案内等)をお知らせしている。また休暇、外出する場合は「部門インフォメーション」に情報をアップするという使い方も。

  • ポータル
    ポータル

    インフォメーションや共有ブックマークを配置し、社内に分散されている情報を集約。自由形式で作成したファイルを社内のファイルサーバーに載せ、ブックマークにそのリンクを貼っている。また、ワークフローシステム「MajorFlow」と連携させ、desknet's NEOからワークフローを利用できるようにしている。

お話をうかがったご担当者様

  • システム運営部長 浦 輝征 様

    従来はメールでの情報発信、情報収集が中心でした。しかしメールで情報をやりとりすることは、個人のメールボックスにナレッジが溜まってしまうことになります。一方グループウェアを使えば会社として一カ所にナレッジを蓄積させることができます。今後は蓄積したナレッジを活用する方法を考えていきたいです。

  • システム運営部 マネージャー 佐藤 考英 様

    ポータル画面をユーザーがカスタマイズできずに、使い勝手が悪かったのが従来のグループウェアの問題点でした。ユーザーが自由にカスタマイズして、情報ポータルとしての機能を拡張できるものにしたい考えていました。desknet's NEOはその要件を満たしてくれました。

  • 企画部 長崎 彩加 様

    企画部では、全社向けに毎日数多くのお知らせをメールで配信していました。desknet's NEO導入後は、そのほとんどを「インフォメーション」での掲載に置き換えることができ、担当者としては作業がだいぶ楽になりました。スタッフが「自分で見に行く」ことが出来るようになったことで、過去のお知らせに関する問い合わせも減りました。

desknet's利用環境

製品名
desknet's NEO
ユーザー数
900ユーザー
導入時期
2016年

事業概要

企業名
住信SBIネット銀行株式会社
URL
https://www.netbk.co.jp/
所在地
東京都港区
開業
2007年9月
事業内容
三井住友信託銀行とSBIホールディングスを出資会社とするインターネット専業銀行グループ。インターネットをチャネルとした預金業務・貸出業務等の銀行業務、クレジットカード業務等の金融サービスを提供している。

すべての機能は今すぐ無料で
体験できます

クラウド版の使いやすさを体験!

インストールして
試せるパッケージ版

電話でお問い合わせ

平日9時 - 12時 / 13時 - 18時