学校法人 神奈川大学
様の導入事例

3つのキャンパスの設備予約と全ユーザーの予定を一括管理。

学校法人 神奈川大学

http://www.kanagawa-u.ac.jp/

  • 業種大学
  • ユーザー数700ユーザー
  • 利用形態パッケージ版

分散するキャンパスのスケジュール&設備管理にdesknet'sを採用。

長年の活用を経て2014年、desknet's NEOへ移行。

利用機能を絞り込んでdesknet's NEOの活用度を深める。

desknet's NEOの新機能で[設備予約]の運用効率が向上。

desknet's NEOで使いやすさを実感。さらなる進化に期待。

学校法人 神奈川大学様は、最新の教育設備が整備された、横浜、湘南ひらつか、中山(附属中・高等学校)の3つのキャンパスに合計約2万人の学生生徒が学ぶ総合大学です。
それぞれ広大な敷地を有し、あわせて30以上の校舎がある同校では、離れたキャンパスを相互にむすび、全ユーザーのスケジュール管理や会議室の予約管理を効率化するために2004年よりdesknet's NEOを活用してきました。700ユーザーの情報管理を効率化した学校法人 神奈川大学様の事例をご紹介します。

分散するキャンパスのスケジュール&設備管理にdesknet'sを採用。

── スタンダードのころよりdesknet'sをご利用いただいてきました。

desknet'sのスタンダード版を採用したのが2004年ですから、かれこれ10年になりますね。3カ所に分かれたキャンパスに30カ所以上の校舎が点在する本学には、会議室などの利用管理や全職員のスケジュール調整を効率良く行えるシステムが必要でした。
かつては大手電機メーカーのシステムを利用していた事もあったのですが、サーバー更新を機により使いやすいシステムの必要性を感じて、グループウェアの導入を検討していました。当初は他の製品をテスト運用していたのですが、機能面では望んでいた要件にあわない部分も多く、各種グループウェア製品を再検討しました。最も重視していた会議室予約で特定のユーザーグループのアクセス権管理などがしやすいこと、400ユーザー*におけるコストパフォーマンス、各種機能の使いやすさなどを評価して、複数の製品の中から当時採用したのがdesknet'sだったのです。

desknet'sスタンダード版の評価点
・運用管理がしやすい
・利用条件に適したアクセス権設定が可能
・400ユーザー*利用時のコストパフォーマンス

*2004年当時。現在700ユーザーで利用

長年の活用を経て2014年、desknet's NEOへ移行。

神奈川大学様ご利用中の「設備予約」画面

── 2014年desknet's NEOへ移行していただきました。

desknet'sの機能は使いやすく、すでにユーザーの利用も定着していましたし、製品への不満の声などもありませんでした。ユーザーの中には1年先のスケジュールまで予定を管理しているケースもあり、他製品へのリプレイスなどは考えず自然な流れでdesknet's NEOへの移行を決定しました。
以前よりユーザーのIT習熟度も高まり、desknet's で「実現したいこと」や「こう使いたい」といったニーズが多様化し、レベルアップしていました。スタンダード版のころはサーバーのロケーションから情報共有の利用範囲を学内に限定しており、モバイルへの対応は難しかったのですが、最近は「desknet'sをモバイルデバイスで活用したい」という要望が一部の熱心なユーザーからあがっていました。将来的にスタンダード版のサポート期限(2016年12月末日)も訪れますし、ちょうどサーバーの更新時期にもさしかかっていましたので、すべてのタイミングをあわせてdesknet's NEOへの移行を決定しました。
desknet's NEOはタブレットやスマートフォンとの親和性も高く、モバイルでの使いやすさも向上していましたので、学外からもdesknet's NEOにアクセスできるようにしました。

desknet's NEOの評価ポイント
・将来的なユーザー増にもコスト負担が増大しない
・モバイルデバイスでの使いやすさ
・主要利用機能[設備予約]への新機能の追加
・インターフェースや操作感がさらに向上している

── desknet's NEO移行の際、ご苦労なさった点はありましたか?

まずネオジャパンのサイトからダウンロードしたマニュアルを参考に構築計画を立てました。事前に気になる点はサポートに問合わせておきましたし、移行説明会に参加して何通りかの移行手法について事前説明を受けました。今回は新しいサーバーに旧スタンダード版のフルバックアップデータを入れて、新サーバー内でコンバートする手法をとりましたが、コンバージョンツールによる移行作業に手間取ることはありませんでした。desknet'sはフォルダを丸ごとコピーすればバックアップが取れるシンプルな構造なので作業も楽でした。[スケジュール]と[設備予約]が主要な利用機能でメールデータがなかったので、データの移行も1時間程度で完了しました。

利用機能を絞り込んでdesknet's NEOの活用度を深める。

── 移行に際してユーザーへの事前告知はどのように行われましたか?

新人研修ではdesknet's NEOの説明を行いますが、既存ユーザーである職員にはネオジャパンのマニュアルをわかりやすく再編集してPDF化し、desknet'sで事前に共有しておきました。700ユーザーともなれば、IT習熟度に大きな開きがあるのですが、わかりやすいツールですからユーザーから戸惑いの声があがるようなことはありませんでした。

神奈川大学様ご利用中の「スケジュール」画面

── 利用機能を意識的に絞り込んでご活用いただいているようです。

3つに分かれているキャンパスの会議室などの予約管理とスケジュール共有が活用の主目的であることは、desknet's NEOに移行しても大きく変わりません。本学では他にも複数のシステムを併用しているので、豊富な機能をリリースしてもユーザーが混乱しますし、[スケジュール][設備予約]が主要機能としてフル活用されれば導入目的を達成できていると考えています。「機能を絞り込んでより深く活用する」という考え方ですね。実際にアクセス数を集計すると利用数のほとんどが2機能に集中しています。
とはいえ、ユーザーや各部署内では使いたい機能を自発的に使っているケースはありますし、そこは自由に活用して欲しいと思っています。たとえばdesknet's NEOに新たに追加された[ネオツイ]などもユーザーが自然に使いはじめています。

desknet's NEOの新機能で[設備予約]の運用効率が向上。

インターフェースの改善やドラッグ&ドロップの活用などで、使用感が向上。特に設備予約に関しては新機能が追加され、使用感・利用度がともに向上している。

神奈川大学様ご利用中の「ログイン」画面

desknet's NEOで使いやすさを実感。さらなる進化に期待。

── desknet's NEOへの移行で大きな変化はございましたか?

全般的な操作性はかなり高まったと実感しています。予約を入れる際にもクリック総数が以前より少なくて済み、より手早く入力できるようになりました。インターフェースの改善と同時に各種機能の反応も良く快適になりましたね。利用の中心となる[設備予約]も、空き状況検索やグループ分けの機能が充実しています。
desknet's NEOからモバイル・デバイスの活用が始まり便利さを実感しているユーザーも多いですが、一方で個々のユーザーが活用しているスケジューラーやカレンダーとの連携を望む声もあがっています。すべての要望を製品に反映させることは難しいですが、今後も進化を止めずに「使いやすさ」を追求して欲しいですね。

── 本日は貴重なお話をありがとうございました。

ご活用中の機能と使い方

  • スケジュール
    スケジュール

    学長をはじめとする一部上職者を除く全ユーザーの予定を公開。専属のマネジメント担当者がいる副学長も、予定が入った場合は自らスケジュールを入力するなど積極的な利用が定着。最も利用度が高い機能である。

  • 設備予約
    設備予約

    導入のきっかけとなった主要機能で[スケジュール]と並ぶ主要利用機能。desknet's NEOに新たに追加された「空き状況検索」などの新機能で使いやすさが向上した。権限設定で一部のユーザーだけが管理できる会議室を設置したり、階層構造で部署ごとの管理を行うなど、設備管理の効率化がさらに進んでいる。
    会議室の管理をメインに、公用車3台、プロジェクター、テレビ会議システム(会議室と同時に予約)などの運用管理にフル活用している。

  • インフォメーション
    インフォメーション

    学内行事の告知に活用。同様の機能を持つ他のシステムと同じ情報を掲載し、職員の見落としを予防している。

  • 利用者名簿
    利用者名簿

    メールアドレス、内線番号を管理。検索のしやすさがユーザーに好評で、日常業務において頻繁に活用されている。

  • 回覧・レポート
    回覧・レポート

    情報システム部の利用が中心。閲覧資料を添えた告知などに利用。

  • ネオツイ
    ネオツイ

    新機能として一部のユーザーが自発的に利用している。〈つぶやき〉は気軽な内容が多いが、〈ダイレクトメッセージ〉は、desknet's NEOの利用上の疑問や問い合わせに活用されることもある。

  • その他
    その他

    [電子会議室][アンケート][メモパッド]を利用。
    [ToDo][伝言・所在]は個々のユーザーレベルで利用している。

お話をうかがったご担当者様

  • 情報システム推進部 情報システム課 課長補佐 斉藤ゆかり 様

    desknet's NEOのさらなる進化に期待しています。ネオジャパンが企業向けに構築した技術や経験の蓄積は、多分野に応用できるものだと思います。大学にいると時間割管理やストレージシステムなど学生が求めているサービスやニーズが見えてくるのですが、そこにネオジャパンさんのノウハウが活かされる事もきっとあると思います。

  • 情報システム推進部 情報システム課 中村真治 様

    desknet's NEOの機能には満足していますが、大学としては職員だけではなく、教員の活用を今後どのように取り込めるかという課題も残っています。そのような取り組みを今後は想定しながら、新たな活用法を探っていきたいと思います。

  • 情報システム推進部 情報システム課 小杉洋平 様

    学内のペーパレス化は着実に進み、すでに利用度の高いユーザー向けに暫定的にタブレットを導入しています。今後、すべての役職者や職員が活用するようになれば、会議や打合せの場で予定管理や会議室予約ができるようになります。モバイル版がさらに使いやすく、他のツールとの柔軟な連携も可能になるとdesknet's NEOの活用範囲はさらに拡がると思います。

desknet's利用環境

製品名
desknet's NEO
ユーザー数
700ユーザー
導入時期
2013年

事業概要

法人名
学校法人 神奈川大学
URL
http://www.kanagawa-u.ac.jp/
所在地
神奈川県横浜市
創立年
1928年
教職員数
1,943名(2014年9月現在)
事業内容
1928年、創立者米田吉盛が勤労者のための教育施設として横浜学院を創設。1949年四年制の神奈川大学として設立される。大学・大学院に7学部・9研究科があり、附属中・高等学校を含め学生生徒数約2万人、卒業生約21万人を輩出する全国有数の総合大学。創立100周年に向け「神奈川大学将来構想」を策定し、その実現にむけて「中期実行計画」を推進している。

デスクネッツの導入をサポートしたのはこの会社です。

キヤノンITソリューションズ株式会社/トランスコスモス株式会社

<キヤノンITソリューションズ株式会社>
社会の情報化・グローバル化・多様化が進む中、大学をはじめとする教育機関には、更なる価値向上のための施策が求められています。
少子化に伴う全入時代を迎え、大学間競争や差別化など新たな課題も挙がっています。
キヤノンITソリューションズは、数々の教育機関に対し研究・教育・学生サービスの為の幅広いソリューションをご提供し、お客様と共に真の価値向上を創造しています。

メールアドレス:as-edu-ml@canon-its.co.jp
TEL:03-5730-7075
URL:http://www.canon-its.co.jp/education/index.html

<トランスコスモス株式会社>
トランスコスモスは、お客様企業のコスト削減や売上拡大を支援するサービスを世界16カ国・124の拠点で提供しています。また、優良な商品・サービスを世界39カ国の消費者にお届けするグローバルECワンストップサービスを提供しています。
トランスコスモスは高品質なBPOサービスを世界規模で提供する「Global BPO Partner」を目指しています。

メールアドレス:g_sales@trans-cosmos.co.jp
TEL:0120-120-364 (平日 9:00-18:00)
URL:http://www.trans-cosmos.co.jp/

お問合せ先:

キヤノンITソリューションズ株式会社 SIサービス事業本部 文教事業部
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