自動計算

【AppSuite 自動計算のコツ】日付部品と時刻部品の結合について

1on1個別相談会を担当しているカスタマーサクセス部の橋本です。

 

スケジュール登録連携をする際に、[日付部品]と[時刻部品]が分かれていると[時刻部品]が反映できないと思います。

 
[日付部品]と[時刻部品]を結合させた[日時部品]とすることで、以下のように、スケジュール連携の際に、時刻まで連携できます。

[有休申請]をサンプルとして、[取得予定日]と[開始時刻]を結合する方法をご案内させていただきます。

【パターンA:時間休暇のみ適用する修正手順】

 
※時間休暇の場合に日時でスケジュール登録する例となります。

 
①自動計算部品を2つ配置してください。
(部品名は任意に変更してください。)

 
<1つ目の自動計算部品>
部品名:開始日時(連結)
計算結果の表示形式:日時

 
[計算式]
{{取得予定日(始)}}+{{開始時刻}}-9*60*60

 
<2つ目の自動計算部品>
部品名:終了日時(連結)
計算結果の表示形式:日時

 
[計算式]
{{取得予定日(終)}}+{{開始時刻}}+{{時間休暇取得時間}}*60*60-9*60*60

 
②データの追加・変更時の処理を設定します。
処理タイプ[スケジュールに予定を追加]を選択してください。

 
処理対象の絞り込みで、[休暇種別]が[いずれかと一致する]を選択し、[有給休暇(時間休暇)]を選択します。

 
日時の部品については、①で作成した自動計算部品を選択してください。

【パターンB:休暇種別で変動する修正手順】

 
※全日は[9時~18時]、午前半休は[9時~12時]、午後半休は[13時~18時]でスケジュール登録する例となります。

 
①自動計算部品を2つ配置してください。
(部品名は任意に変更してください。)

 
<1つ目の自動計算部品>
部品名:開始日時(連結)
計算結果の表示形式:日時

 
[計算式]
IFS(
FIND("時間単位",{{休暇種別}})>=1,
{{取得予定日(始)}}+{{開始時刻}}-9*60*60,
FIND("全日",{{休暇種別}})>=1,
{{取得予定日(始)}}+9*60*60-9*60*60,
FIND("午前半日",{{休暇種別}})>=1,
{{取得予定日(始)}}+9*60*60-9*60*60,
FIND("午後半日",{{休暇種別}})>=1,
{{取得予定日(始)}}+13*60*60-9*60*60,
1,"")

 
<2つ目の自動計算部品>
部品名:終了日時(連結)
計算結果の表示形式:日時

 
[計算式]
IFS(
FIND("時間単位",{{休暇種別}})>=1,
{{取得予定日(終)}}+{{開始時刻}}+{{時間休暇取得時間}}*60*60-9*60*60,
FIND("全日",{{休暇種別}})>=1,
{{取得予定日(終)}}+18*60*60-9*60*60,
FIND("午前半日",{{休暇種別}})>=1,
{{取得予定日(終)}}+12*60*60-9*60*60,
FIND("午後半日",{{休暇種別}})>=1,
{{取得予定日(終)}}+18*60*60-9*60*60,
1,"")

 
②データの追加・変更時の処理を設定します。
処理タイプ[スケジュールに予定を追加]を選択し、処理対象の絞り込みで、[休暇種別]が[いずれかと一致する]を選択し、[有給休暇(全日)]から[特別休暇(午後半休)]まで選択します。

 
日時の部品については、①で作成した自動計算部品を選択してください。

<補足>
・既に日時部品で運用されている方は修正不要です。
・処理タイプ[スケジュールに予定を追加]の詳細はこちらをご確認ください。
・自動計算部品については、詳細画面や一覧画面に表示しなくても良いです。
・ 9*60*60は「タイムゾーン設定によって協定世界時から補正される時間」を秒数に直した数値です。

 
以上で設定は終了です。

 
本件に関するお問い合わせは、下記までお気軽にお申し付けください。

 
■本件に関するお問い合わせ
株式会社ネオジャパン カスタマーサクセス部
TEL:045-640-5921 Email:csuccess@desknets.com

WRITER
みなとデスクネッツ編集部
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みなとデスクネッツ編集部
もっと使いやすいデスクネッツを働くみなで作っていきたい! desknet's NEOをお使いいただいている皆さまがもっとデスクネッツを使いこなし、業務効率化をしていただくため、 現場目線で活用術や新バージョン情報をお伝えしていくメディアとして記事を執筆しています。
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