生成AIを使いこなすコツは「 プロンプト 」にあり!

平素より弊社サービスをご利用いただきまして、ありがとうございます。
[ カスタマーサクセス部 ]の小川です。
今回は、生成AIを便利に使いこなすための「 プロンプト 」のコツについて、
少しお話ししたいと思います。
■プロンプトって何?
生成AIを使うときに重要なのが「 プロンプト 」です。
プロンプトとは、生成AIに「 何をしてほしいか 」を伝えるための指示文のことで、
簡単に言うと、AIに対する「 お願いの言葉 」です。
例えば、「 会議の資料を作って! 」という指示もプロンプトの一種です。
しかしながら、ただ「 資料を作って! 」と言うだけだと、AIは何をどう作ればいいか分からないので、
具体的な指示が必要です。
■AIを「 実習生 」だと思ってみましょう!
私は、生成AIを使うときは、AIを「 気が利く万能秘書 」ではなく、
「 ポテンシャルのある新入社員 」として扱う感覚を持つようにしています。
入社して間もない方に仕事を頼む時は、背景やゴールをしっかり伝えますよね?
AIは人間ではありませんが、同じだと思っています。
例えば、「 企画案をまとめて 」とだけ言う代わりに、
以下のように具体的な指示を添える感じです。
– 「 3つの案を比較できるように表形式で! 」
– 「 経営層に向けて、5分で理解できる要約を! 」
– 「 スライド化しやすいよう、見出しを短文で! 」
これらの一言を添えるだけで、AIのアウトプットがぐっと良くなります。
■プロンプトを磨くと成果が変わります!
「 この頼み方だと欲しい資料が出てくる! 」と体験できたら、その言い回しを定型化しておくのが
オススメです。毎回同じように頼めば、大きなブレのない成果物を得ることができます。
人材育成だと”再現性”を持たせるのに時間がかかりますが、AIなら即座に再利用できます。
私は、この点が大きなアドバンテージだと思っています。ぜひ、頭の片隅に置いておいてください!
■AIは「 万能秘書 」ではなく、「 ポテンシャルのある新入社員 」です!
皆さま、AIに対して期待値がどうしても高くなるのはわかります!
この記事でお伝えしたことは、繰り返しにはなりますが、AIは「 気が利く万能秘書 」ではなく、
むしろ「 ポテンシャルのある新入社員 」に近い存在であるということです。
だからこそ、頼み方を工夫する=プロンプトを磨くことが、成果を引き上げる最短ルートになります。
AIに資料作成をお願いするときは、ぜひ一言「誰に・どんな形式で・どんな場面で使うか」を加えてみてください!
きっと、しっくりくる成果物が得られるはずです。
■前回の記事もチェックください!
前回の記事では、
社内データ(規定集、業務マニュアル)を用いて生成AIアシスタントを作成できる「neoAI Chat」
とdesknet’s NEOの連携設定概要についてご案内いたしました。
ご興味がある方は、ぜひこちらもご覧ください。
https://www.desknets.com/neo/users/media/popular/15491/
次回は、ちょっとしたプロンプトのテクニックについてご紹介したいと考えています。
では、またお会いしましょう!
■お問い合わせ先
株式会社 ネオジャパン カスタマーサクセス部
E-mail:csuccess@desknets.com
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みなとデスクネッツ編集部
もっと使いやすいデスクネッツを働くみなで作っていきたい!
desknet's NEOをお使いいただいている皆さまがもっとデスクネッツを使いこなし、業務効率化をしていただくため、
現場目線で活用術や新バージョン情報をお伝えしていくメディアとして記事を執筆しています。
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