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SNSとは?

SNS(ソーシャル・ネットワーキングシステム)

SNSは、人と人とのつながりを広げていくコミュニティ型Webサイトです。メンバー間のコミュニケーションを円滑にする手段や場を提供します。趣味や関心のある事柄、居住地域や出身校、あるいは友人の友人といったつながりを通じて、新たな人間関係を築くための場を提供する会員制のサービスです。

SNSでは一般的に、日記を書いたり、コミュニティと呼ばれるあるテーマに関心のあるメンバーの集まりを作って掲示板でやり取りをしたり、メンバー同士でメッセージを送りあったりと、さまざまな方法でコミュニケーションを取ることができます。

SNSコミュニケーションイメージ

「友人」関係を結ぶことで、安心してコミュニケーションを図ることができるところがSNSの魅力です。

そして、共通の友人や関心のある事柄などの側面を通じて、それまで面識のなかった人とも交流を深めることができます。

社内でのSNS活用

ここ数年無償コミュニティサイトが一気に浸透し身近になったことから、いま企業で使用するシステムとしてもSNSが注目されています。また、社内のコミュニケーションツールとしてだけでなく、商品プロモーション、入社社員の囲い込みなど、さまざまな用途で活用される可能性を持っています。

気になるニュースに対して日記を書いたり、自分以外のユーザーが書いた日記に対してコメントを書き込んだり、コミュニティで共通の話題に関して情報交換・意見交換をすることができます。誰もが気軽に書き手となり、情報発信を行い、一方で情報を受け取る。部門や事業部、職位を超えた横のつながりを気軽に持つことができるところが社内SNSの良いところです。

社内のコミュニケーション活性化
部門や職位を超えて気軽に対話することができるため、新たな人のつながりが生まれます。コミュニティで多人数による情報交換をしたり、日記にコメントをつけることで一対一でも気軽に交流ができる。
信頼関係に基づいた情報・知識の共有
現場で耳にするお客さまのニーズや技術情報の書き込み、それに対しての各ユーザーのコメントが集まることで、知識や経験の共有につながります。業務で困った問題が生じた時、過去の事例を見返したり、他のユーザーがそれぞれ意見やアドバイスを行うことで解決の手助けとなります。
枠を超えたコミュニケーション

社内SNSにより部門や地域など枠を超えたコミュニケーションを活性化させる効果として、次の様な例が期待できます。

風通しが良くなった
社内SNSでサッカーやグルメなどの業務外のコミュニティを作成し、コミュニケーションをとれたことで、これまで業務では関わることのなかった人とも接点ができました。部署、職位を超えてのつながりができ、社内の風通しが良くなった気がします。
また、会議の議題に上がる以前のアイデアや疑問提起を気軽に書き込めることで、意見交換をしやすくなり、これまで接点のなかったメンバーからの意見も吸い上げやすくなりました。
他部署のメンバーの仕事や会社全体が見えやすくなった
日記やコミュニティの掲示板などを通して、メンバー1人1人の日常の様子を知ることで、他の部署ではどんな業務を行っているのかなどがこれまでよりも理解できるようになりました。そのため、新規プロジェクト立ち上げの際も、スムーズに業務を進めることができました。
ちょっと嬉しいコミュニケーションも増えた
カレンダーにスタッフの誕生日が表示されるので、誕生日を祝う機会が増え、スタッフ間の親交が深まりました。このようなちょっとしたコミュニケーションでも、仕事にもやる気が出てきます。
若手社員が、それまで近寄りがたかった先輩社員へ社内SNSを介して相談事をしたことがきっかけで、社内でもよく会話をするようになりました。
SNSと企業セキュリティ

一般的に普及している無償SNSでは、会社のコミュニティが作成される例も多々見受けられます。それらのコミュニティは、社員によって“悪意なく”企業に関する機密情報が書き込まれ、“うっかり”公開されてしまう危険性もはらんでいます。企業の機密情報や個人情報の漏えいといったリスクを避けるためにも、いま社内コミュニケーションツールとして社内SNSが注目されています。

社内SNSでは、一般的に社内向けに公開され、社員がユーザーとなります。企業の管理が届くシステムの中で、業務に関連する情報のやりとりや意見交換を行ってもらうことで、社外のSNSにおいての情報漏えいのリスクを防ぎ、より信頼関係に基づいた情報や知識の共有を行うことができます。

BlogとSNS

SNSはBlogと用途が重なるのでは?という意見もあります。

Blogは通常一般に公開されますが、SNSは登録を行った会員だけが見ることができます。そのため、Blogは「不特定多数に対しての情報発信」を得意とし、SNSはそれ以外の「ちょっとした情報交換やコミュニケーション」を得意とします。

SNSのメリットが発揮されるのは、例を挙げると次のようなシーンです。

  1. WebサイトやYoutubeの動画や商品の紹介などを日記として掲載し、コメントが付いていくことで、関連するサイトの紹介やより深い議論がされたりする。
  2. 具体的な構想でなく設計や企画の会議で議論するほどではないが、ちょっと読んでほしいアイデアやノウハウなどを日記で書いておき、タイトルを工夫することで、後から検索できるようにする。

上記のような場合、不特定多数に対して上記の情報提供する場合には、Blogでも問題なく利用出来ますが、例えば同じ開発チームのメンバーのみであるとか、サークルメンバーのみなど特定のメンバーへの情報提供となるとSNSが有利です。

SNSは日記やコミュニティの公開レベルを設定したり、誰がアクセスしているかを把握することができるため、業務に関する情報も管理しやすくなっています。

一般公開されたBlogでは敷居が高く感じても、参加者が限定されたSNSでは気軽に書き込みやすいというメリットもあります。また、文字にすることで頭の中の整理ができたり、他の人の意見やアドバイスをもらったり、と新しいアイデアが生み出される可能性がより高くなります。