SQLiteコマンドツールの設定


SQLiteコマンドツールの設定
SSSでは、データベースの最適化のための「vacuum」コマンドを定期的に実行する必要があります。
vacuumコマンドとは、データベースに対して行われた、データの登録・更新・削除の処理を最適化し、データアクセスを最適な状態にするためのコマンドです。これにより、データアクセスの性能が向上するため、必ず行っていただけますようお願いいたします。
1) vacuumの自動起動
cronを利用して、定期的にvacuumを実行する方法を以下に記述します。
まずcrontabを編集するエディタを設定します。この作業は特権ユーザー(root)で行います。

su
Password:
export EDITOR vi

次にcrontabを編集し、スケジュールを登録します。
以下のコマンドを入力し、crontabを開きます。

crontab -u apache -e

上記「apache」は、お使いのWebサーバが動作しているユーザー名を指定してください。

[crontabの編集(例)]
0 0 * * 0 /usr/local/dnSSS/s3vacuum.sh

この例では、毎週日曜日の0時00分にvacuumを実行します。
cronコマンドに関する詳細は、OSのマニュアル等をご参照ください。

2) vacuumの自動起動の解除
登録しているcronコマンドを解除する方法を以下に記述します。
(この作業は desknet's SSSをアンインストールする場合などに行ってください。)
まずcrontabを編集するエディタを設定します。この作業は特権ユーザー(root)で行います。

su
Password:
export EDITOR vi

次にcrontabを編集し、スケジュールを削除します。
以下のコマンドを入力し、crontabを開きます。

crontab -u apache -e

上記「apache」は、お使いのWebサーバが動作しているユーザー名を指定してください。

0 0 * * 0 /usr/local/dnSSS/s3vacuum.sh

上記のように記述されている行までカーソルを移動し、1行を削除します。

以下はviコマンド等の例です。
 j(カーソルを下に移動)
 dd(1行削除)
 :wq(ファイルを保存して終了)
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