アップデート後の作業手順書

desknet's NEO

PostgreSQL版のアップデート後の作業手順書です。

desknet's NEO 動作環境

「desknet's NEOアップデートについて」に戻る

1.[Linux+PostgreSQL版]postgresユーザーのパスワード設定

postgresユーザーのパスワードを設定します。

※この後、pg_hba.confファイルの設定を変更する為、postgresユーザーのパスワードが必要になります。

[root@localhost ~]# su - postgres

[root@localhost ~]# psql -p 5433

psql (9.6.5)

Type "help" for help.

postgres=# alter role postgres with password 'postgres';

ALTER ROLE

postgres=#

"psql"コマンドを終了するには\qを入力してください。

postgres=#

postgres=# \q

 

2.[Linux+PostgreSQL版]PostgreSQLの接続方法の変更

desknet's NEOのファイル内検索を行うために、PostgreSQLの設定を変更します。

[postgres@xxxxxx postgres]$ cd /var/pgsql9.6.5/data

[postgres@xxxxxx data]$ vi pg_hba.conf

以下の設定を変更してください。

# PostgreSQL Client Authentication Configuration File # =================================================== # (中略) # TYPE DATABASE USER ADDRESS METHOD # "local" is for Unix domain socket connections only local all all trust ←ここをmd5に変更 # IPv4 local connections: host all all 127.0.0.1/32 trust ←ここをmd5に変更 # IPv6 local connections: host all all ::1/128 trust ←ここをmd5に変更 # Allow replication connections from localhost, by a user with the # replication privilege. #local replication postgres trust #host replication postgres 127.0.0.1/32 trust #host replication postgres ::1/128 trust

編集が完了したら、viコマンドの":wq"(保存して閉じる)を実行してください。また、保存した内容を反映します。

[postgres@xxxxxx data]$ su -

[root@xxxxxx ~]# service postgresql9.6.5 reload

 

3.[Linux+PostgreSQL版] dneoユーザー、dneoftsユーザーのパスワードの設定

desknet's NEOをご利用いただくためにPostgreSQLの接続情報を記述します。

[root@xxxxxx ~]# vi /var/www/cgi-bin/dneo/data/app

以下を変更してください。

dbs=localhost dbport=5433 dbuser=dneo ← 追加 dbpwd=desknetsNeo_PgSql ← 追加 ftsdbs=localhost ftsdbport=5433 ftsdbuser=dneofts ← 追加 ftsdbpwd=dneofts ← 追加

編集が完了したら、viコマンドの":wq"(保存して閉じる)を実行してください。

[root@xxxxxx ~]# vi /var/www/cgi-bin/dneo/dneofts/data/app

以下を変更してください。

dbuser=dneo dbpwd=desknetsNeo_PgSql ← dneoユーザーを作成した時のパスワードと違う場合は修正 dbname=dneodb dbs=localhost dbport=5433 dbdirfile=/var/www/cgi-bin/dneo/file ftsdbs=localhost ftsdbuser=dneofts ftsdbpwd=dneofts ftsdbname=dneoftsdb ftsdbport=5433

編集が完了したら、viコマンドの":wq"(保存して閉じる)を実行してください。

 

4.PostgreSQL9.3(9.2)の停止

アップデート元で使用していたPostgreSQL9.3(9.2)を停止します。
desknet's NEO以外のアプリケーションがPostgreSQL9.3(9.2)を使用していない事をご確認の上、停止してください。
併せて自動起動の設定等、不要な設定についても解除して頂いて問題ございません。

 

Windows版の場合:

1)[コントロール パネル>システムとセキュリティ>管理ツール]からサービスを起動します。

2)サービスの一覧から「postgresql-x64-9.3 - PostgreSQL Server 9.3」をダブルクリックします。

3)「停止」ボタンをクリックして、PostgreSQL9.3(9.2)を停止します。

4)スタートアップの種類を「手動」に変更して「OK」ボタンをクリックして自動起動を停止します。



Linux版の場合:

1)rootユーザーにて以下のコマンドを実行して、PostgreSQL9.3(9.2)を停止します。

[root@xxxxxx ~]# service postgresql stop

2)rootユーザーにて以下のコマンドを実行して、PostgreSQL9.3(9.2)の自動起動スクリプトを停止します。

[root@xxxxxx ~]# chkconfig --list | grep postgresql 
postgresql      0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
postgresql9.6.5 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
[root@xxxxxx ~]# chkconfig --del postgresql
[root@xxxxxx ~]# chkconfig --list | grep postgresql
postgresql9.6.5 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off

5.PostgreSQL9.6のチューニングの実施

PostgreSQL9.6に対しチューニングを実施してください。
チューニング例はこちら

 

 

 

以上で、アップデート後の作業は完了です。

 

「desknet's NEOアップデートについて」に戻る

 

記載の製品名および商品名は、各社の商標、または登録商標です。