desknet's NEO (Linux+PostgreSQL) インストールガイド

desknet's NEO

desknet's NEOインストール時のOSの設定についての説明です。

desknet's NEO 動作環境

desknet's NEOの利用に必要なOSの設定について説明します。

1.SELinuxの設定変更

インストール直後のRedHat Enterprise Linux 6/7/8/9やCensOS 6/7/8、AlmaLinux 8/9の設定では、SELinux(セキュリティ拡張モジュール)の設定が、 ”enforcing”に設定されています。この設定のままお使いいただくと、desknet's NEOは正常に動作することができない場合がありますので、 ”disabled”に変更してください。


●RedHat Enterprise Linux 6/7/8、CentsOS 6/7/8、AlmaLinux 8をお使いの場合

[guest@xxxxxx guest]# su -
Password:

SELinuxの設定ファイル編集します。

viコマンドで、SELinuxの設定ファイルを開きます。
※通常、SELinuxの設定ファイルは /etc/selinux/config です。

[root@xxxxxx guest]# vi /etc/selinux/config

設定ファイルの"SELINUX"ディレクティブを編集します。

# This file controls the state of SELinux on the system.
# SELINUX= can take one of these three values:
#    enforcing - SELinux security policy is enforced.
#    permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing.
#    disabled - SELinux is fully disabled.
#SELINUX=enforcing
SELINUX=disabled  ←"disabled"に設定
# SELINUXTYPE= type of policy in use. Possible values are:
#    targeted - Only targeted network daemons are protected.
#    strict - Full SELinux protection.
SELINUXTYPE=targeted

 

編集が完了したら、viコマンドの":wq"(保存して閉じる)を実行してください。

●RedHat Enterprise Linux 9、AlmaLinux 9をお使いの場合

[guest@xxxxxx guest]# su -
Password:

grubbyコマンドでSELinuxを"disabled"に設定します。

[root@localhost ~]# grubby --update-kernel ALL --args selinux=0


2.サーバーの再起動

上記を設定後、サーバを再起動してください。
以上で設定変更は終了です。
尚、「1.SELinuxの設定変更」に関しましては、desknet's NEOをお使いいただく上で必要となるもっとも簡単な設定ですので、 お客様のセキュリティポリシーに基づいた変更を行っていただき、desknet's NEOインストール配下のディレクトリに対するApache デーモンの書き込み権限を付加していただきますようお願いいたします。

 

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