株式会社ミキモト装身具
様の導入事例

複数の事業所・店舗間の情報共有を実現。desknet'sを中心としたポータル化で社内のIT活用も一気に進化しました。

株式会社ミキモト装身具

http://www.mikimoto-jf.co.jp/

  • 業種貴金属装身具・宝飾品の製造、卸販売
  • ユーザー数140ユーザー
  • 利用形態パッケージ版

離れた拠点間の迅速な情報共有と紙文書の削減にグループウェアを検討

「わかりやすく、使いやすい」。社員の評価がdesknet's採用の決め手に

desknet'sの導入を契機に、社内の情報共有環境が一新

回覧・レポート機能とdesknet'sポータル&タブでIT利用を活性化

desknet'sが、社内の意識変革や情報共有のルール作りに大きく寄与

株式会社ミキモト装身具は、貴金属装身具や宝飾品の製造、卸販売を担う会社。真珠販売におけるトップブランド 株式会社ミキモトの製造部門として、わが国で最初にヨーロッパの最新装身具技術を導入した歴史ある企業です。3ヶ所の事業所、有名百貨店の売場、ミキモト本社など、離れた拠点間の情報共有のためにdesknet'sをご導入いただいたミキモト装身具 様が、desknet'sをいかに活用し効果に結びつけたか、運用に携わる「財務部 情報管理課長 本村徹様」にお話を伺いました。

離れた拠点間の迅速な情報共有と紙文書の削減にグループウェアを検討

── グループウェアの導入背景を教えてください。

営業部がある都内の別事業所、神戸事業所、さらに出店先である百貨店の売り場やミキモト本社にも社員が常駐しています。離れた拠点間で効率よく情報を伝達し共有する方法が必要なのでは? という声が社内からも上がり、その効果的な手法として、グループウェアの導入を検討しました。

── それまで社内の情報共有はどのように行われていましたか?

以前は、総務部門も回覧を紙の文書で回していましたし、拠点間は専用の社内便を使っていました。課題となっていたのは「情報伝達の遅れ」や「紙の資料が増えすぎてしまう」ことでした。一部の社員はメールを活用して、急ぎの案件に添付ファイルなどで対応していましたが、2003年ごろ、ついに現場からも「効率の良い情報共有がしたい」という切実な声があがってきたのです。

「わかりやすく、使いやすい」。社員の評価がdesknet's採用の決め手に

── 製品決定の決め手となったのは、どのような点ですか?

私もかつてクライアントサーバー型の代表的な製品を使っていたことがあります。しかし、離れた拠点間の情報共有には、導入・運用面を考えるとWebベースのほうが有利ですよね。インターネットやIT製品の展示会で代表的な製品を比較・検討しました。ある程度製品を絞り込んで、最も利用度が高い総務のスタッフに試用してもらいました。中でも「わかりやすく、使いやすい」と最も高い評価を得たのがdesknet'sだったのです。さらに、回覧機能の使いやすさが決め手となりdesknet'sを採用しました。

desknet'sの導入を契機に、社内の情報共有環境が一新された

ミキモト装身具様ご利用中の「回覧・レポート」機能画面1

── desknet'sの導入によって情報環境はどのように変化しましたか?

導入を契機に真っ先に取り組んだのは、社内の回覧をすべてdesknet'sの回覧・レポート機能で共有できるようにしたことです。「わかりやすい」と社員が評価したとおり、業務に不可欠な回覧板を見るにはdesknet'sを使わざるを得ない状況になったことで、社員が自然にdesknet'sにふれる機会が増え、活用が浸透したと思います。
desknet'sの活用によって重要情報の共有がリアルタイムで実現できました。また、営業拠点はVPN、百貨店、築地本社からはリモートアクセスで活用するなどの利用が定着し、従来は必要な部署に行き渡るまでにタイムラグがあったカタログの最新版も、営業・店舗スタッフがリアルタイムに共有・確認しあえるなど、情報共有の迅速性は確実に高まりました。

回覧・レポート機能とdesknet'sポータル&タブでIT利用を活性化

ミキモト装身具様ご利用中の「回覧・レポート」機能画面2

── 各種機能の活用では、どのような効果が生まれましたか?

回覧・レポート機能は応用度がたいへん高く、活用することが多い機能です。社内メールの代用としてサーバへの負荷軽減にも役立っていますし、社内の意見をリサーチするためのアンケート的活用にも利用しています、現在desknet's利用の6~7割は回覧・レポート機能といっても過言ではありません。

また、desknet'sのポータル画面とタブ機能の活用によって、同一画面上からダイレクトに、受注情報や電子帳票関連の案内、内線番号表や営業部のWebメールシステムなど複数のシステムが連携するようにしています。
PCに向かうことが多い部署の社員は、出社後ログインしてからほぼ一日desknet'sの画面に向き合っています。

desknet'sが、社内の意識変革や情報共有のルール作りに大きく寄与

── 最後に、今後の展望とdesknet's導入後の変化についてお聞かせください。

スマートフォンや、タブレットPCの導入も前向きに検討しているところです。将来的には、お客様の修理依頼を受けた店舗がお預かりした品物をその場で撮影し、修理見積もりを迅速化することなどできるといいですね。また、直近の機能活用法としては、スケジュール機能を応用して簡易的な営業日報として役立てたいと思っています。顧客訪問記録を一定期間ごとにCSVでエクスポートし、営業スタッフの訪問傾向の分析に役立てたいです。

desknet'sの導入によって、社員に負荷をかけず短期間で拠点間の情報共有を実現できました。さらにポータル化によって、いつでも必要なときに必要な情報を活用できるので、社員の多くは、desknet'sをあらゆる業務情報にアクセスできる“社内イントラ”と捉えているようです。情報共有は以前に比べかなり進化しましたし、紙からデータへという意識変革や情報共有のルール作りには大きく寄与してくれたと思います。
東日本大震災以降は、データの管理にも新たな視点が加わりました。安否確認やdesknet'sクラウドにも、今、大きな関心を寄せているところです。

ご活用中の機能と使い方

  • 回覧・レポート
    回覧・レポート

    ・従来、紙の文書で配布していた総務関連の文書類を共有。
    ・クライアントメールには添付ファイルの利用に制限をかけ、社内では回覧・レポート機能の利用を奨励。メールへの添付ファイル濫用を抑え、サーバへの負荷を軽減。
    ・フォルダ管理機能を使って、部門や内容別に配布された過去の回覧板や文書を整理・分類しアーカイブ化。
    ・アンケート機能の代用として、社員の要望や意見などをリサーチする際に活用。

  • インフォメーション
    インフォメーション

    ホームページの内容更新や給与規定の改定など、全社へのアナウンスが必要な情報を告知。

  • スケジュール
    スケジュール

    個人・部署の予定管理と共有に活用。

  • 設備予約
    設備予約

    会議室の予約に活用。

  • 文書管理
    文書管理

    総務部が、各種申請フォームの最新版を管理。社員はそれらを必要に応じて活用している。全社的な申請が必要なときは、回覧板で告知し、文書管理内の申請書を指定する。情報管理部門では作業依頼書や設定管理書などに活用。

お話をうかがったご担当者様

  • 財務部 情報管理課長 本村徹 様

    出社したら、まずdesknet'sにログインして必要な情報にアクセスすることが、ルーティーンとして社員に定着しました。
    今後も社内ニーズに応えて、desknet'sの活用範囲は着実に拡がってゆくと思います。

desknet's利用環境

製品名
desknet'sスタンダード版
ユーザー数
140ユーザー
導入時期
2003年

事業概要

会社名
株式会社ミキモト装身具
URL
http://www.mikimoto-jf.co.jp/
所在地
東京都目黒区
設立
1961(昭和36) 年8月  創業1907 (明治40)年4月
従業員数
212名
事業内容
貴金属装身具および宝飾品の製造・卸販売

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