アイティシージャパン株式会社
様の導入事例

イントラからクラウドへ。セキュアに情報共有環境を一元化。

アイティシージャパン株式会社

https://www.itcjapan.com/

  • 業種システムインテグレーター
  • ユーザー数41ユーザー
  • 利用形態クラウド版

スケジュールの二重管理が課題に。グループウェアのリプレイスを検討。

デモンストレーションでdesknet's NEOの使いやすさを実感。

desknet's DBも同時採用。インシデント管理への活用に期待。

利用促進には、運用ルールの明確化・共有が大切。

セキュリティを厳しく見守り、desknet's NEOの活用を拡げたい。

1980年代、わが国初の大手航空会社パソコン商用通信サービスのホストシステムを開発。独自のノウハウと技術力で、航空、鉄道、旅行会社に特化したソリューションを提供しているアイティシージャパン株式会社様では、セキュリティ上の課題からイントラネットに限定していた情報共有のシステムをdesknet'sクラウドにリプレイスしました。厳しいセキュリティの要件に注意を向けながら、スケジュール管理の利便性などを向上させたdesknet's NEOの活用状況についてお話をうかがいました。

スケジュールの二重管理が課題に。グループウェアのリプレイスを検討。

アイティシージャパン様ご利用中の「回覧・レポート」画面

── グループウェア導入のきっかけについてうかがいます。

2006年ごろ、スケジュール共有を主目的にdesknet's NEOの競合製品として知られるグループウェアをオンプレミスで導入しました。
当社は、航空業、鉄道業、旅行業など専門性の高いシステムに特化した開発を手がけるシステムインテグレーターですが、業務には、つねに厳格な情報管理が求められています。そのような背景もあって、グループウェアに関しても、今までは情報漏洩防止や業務セキュリティの観点からイントラネットによる社内限定の利用に徹してきました。
とはいえ、顧客との打合せなどで外出の多い経営陣や所属長、マネージャークラスの社員は、社内のグループウェアとは別に、社外では他のスケジューラーで管理するなど、二重の管理をしなくてはいけませんでした。当然、外出中の幹部や社員の予定はリアルタイムで反映されませんので使いづらく、非効率でした。社内限定利用で一定の利用条件は満たしていたため、バージョンアップも行われないままでしたし、そろそろグループウェアを見直すべきという判断からリプレイスを検討することになりました。

デモンストレーションでdesknet's NEOの使いやすさを実感。

アイティシージャパン様ご利用中の「スケジュール」画面

── desknet's NEOご採用の決め手は何ですか?

新たな製品の導入に際しては、既導入製品の最新版とdesknet's NEO、他のクラウド型グループウェアを比較検討しました。
製品検討の際には、スケジュール管理などの基本機能のみならず、社員間で共有すべき情報を効率良く一元化して活用できるかどうか、さらに、導入後の活用の展開も視野に各種機能を検討しました。今回、新たな製品にはSNS的な要素も求め、社員間のコミュニケーションの活性化や、社員相互の自発的な情報発信に役立てられるような活用法にも期待していました。
まず、製品決定に先駆けて、各社にデモを依頼しました。既導入の製品に関してはデモを実施していただけず、desknet's NEOともう一製品のみやっていただきました。
当初は各製品の機能に大きな差を感じることはありませんでしたが、desknet's NEOに関してはネオジャパンの担当者の対応や機能的な解説などを実際に拝見して、各機能の連携性やSNS的活用が期待できる[ネオツイ]の搭載などが評価できました。
操作面でも、導入後の特別な操作教育などは必要ないと感じましたし、つねにバージョンアップを重ねて機能が進化していることも確認できました。ちょうど新バージョンのリリースに時期も重なっていたので、desknet's NEOを採用しました。

── desknet'sクラウドをお選びいただいた理由についてお聞かせください。

背景には、やはりセキュリティの課題がありました。運用については、技術的に多様な手法があると思いますが、リスクを負ってVPNなどで外部利用をするなどということは当初より考えていませんでした。やはり、社内の確立されたシステムに穴を開けてしまえば、設定上の不備や利用上の予期せぬミステイク、ハッキングなどのリスクが増大してしまいます。
それならば、ひとつの独立したシステムとしてクラウド製品を利用した方がよいと判断しました。もちろん、当社の場合クラウドだから安心という考え方はしていません。ユーザーである社員のリテラシーも重要ですし、使い続ける以上、セキュリティの課題がないかどうかは、利用しながらつねに注視し続けるという姿勢です。

desknet'sクラウド採用の決め手
・オンプレミスからクラウドへの移行
・直感的に操作できる使いやすさ
・[スケジュール]ほか、機能的な要件を満たしている
・[ネオツイ]利用への期待

desknet's DBも同時採用。インシデント管理への活用に期待。

── desknet'sクラウドと同時にdesknet's DBもご採用いただきました。

今までは、特定の社員に支給しているPC、携帯電話、携帯端末などを表計算ソフトで個別にライセンス管理していました。それをdesknet's DBでデータベース化して一元管理することで、通信機器や備品などの運用やコスト管理に活用する予定です。まだ利用を始めたばかりなのですが、desknet's DB導入の背景には、将来的にインシデント管理への活用も視野に入れています。

利用促進には、運用ルールの明確化・共有が大切。

── 利用浸透や活性化をめざして取り組まれたことはありますか?

desknet's NEOは直感的に使えるツールですから操作教育よりは、むしろ運用ルールを明確化して、共有していく事が大切だと考えています。
旧ファイルサーバから[文書管理]へ移行したファイルの管理ルール、[インフォメーション]と[回覧・レポート]の使い分け、閲覧済み[回覧・レポート]のチェックの徹底など、業務に適応した運用ルールこそが重要なのです。
今後は継続的に、社内のグループ連絡会を通して、テーマや課題ごと、あるいは機能ごとに、より効果的な運用方法を定着させていこうと思います。

セキュリティを厳しく見守り、desknet's NEOの活用を拡げたい。

── desknet's NEO導入後の効果はいかがですか?

イントラからクラウドへ。これこそがdesknet's NEO導入によってもたらされた、最も多きな変化でした。リプレイスの主目的でもあったスケジュールの一元管理によって、外出している社員の予定入力や効率化が進んだばかりではなく、ユーザーの予定がリアルタイムに反映され共有・確認できるようになったことで、すべてのユーザーが積極的にスケジュールへ入力し、注意深く管理・チェックするようになりました。

── 今後のご利用方針についてお聞かせください。

現在、活用を前向きに検討しているのは、[安否確認]です。災害情報や避難所への経路探索にも対応しており、社員個人の端末やスマートフォンからも確認できます。定期訓練などの実践を通じて、つねに活用できる状態を維持し、災害時に備えたいと思っています。
これからもセキュリティを守りつつ活用機能を拡げ、ニーズを見きわめながら利用活性化を進めたいと思います。

── 本日は貴重なお話をありがとうございました。

ご活用中の機能と使い方

  • ネオツイ
    ネオツイ

    目立つ位置に表示され、ここから情報を発信すれば、みんなに見てもらえるので利用度は高い。desknet's NEOの活用促進にも役立っている。
    [つぶやき]は、社員がいち早く入手したIT関連の最新情報、セキュリティやリスク情報などをいち早く伝えて、即時的な啓発情報や技術情報の共有に使われている。今後は、それらをナレッジとしていかに共有管理し、蓄積していくか検討中である。

  • インフォメーション
    インフォメーション

    業務連絡、社内通信、管理部門から全社への通達などに活用。健康診断の日程、新入社員入社後の電話番号表の更新告知など、見落とすと困る通達事項が多く掲載されるので、ユーザーは必ず確認するようになった。

  • スケジュール
    スケジュール

    社内外での二重管理の問題がクリアされ、集約・一元管理されたことによって、打合せの予約管理も効率化された。入力案件に応じて色分けルールを決めているので、次期バージョンアップで対応可能となる、ルールに沿った色分け設定を活用する予定。

  • ワークフロー
    ワークフロー

    物品調達、社内機密文書の持出し申請、セキュリティ関連の申請書に活用。今後も利用領域を広げ各種申請を随時追加していく。

  • 設備予約
    設備予約

    会議室、社用車を管理。備品管理などにも今後活用する予定。

  • 回覧・レポート
    回覧・レポート

    発信者が閲覧状況を確認できるので、案件に応じてメールと使い分け利用している。経営管理部での活用が多い。

  • 文書管理
    文書管理

    ファイルサーバーにあった書類を整理して移管中。ワークフローの承認後のファイル管理にも活用。

  • その他
    その他

    [電子会議室]を活用

お話をうかがったご担当者様

  • 経営管理部 赤羽宣之 様

    イントラネットの旧グループウェアからdesknet'sクラウドに変わり、社員も[ネオツイ]などを通じて自由な情報発信ができるようになりました。ひとつの共有の場で「オフィシャルな情報」と、社員の自由な発想や気づきに基づく「アイデア」が共有できる新たなインフラとして有益な存在だと思います。今後も厳密なセキュリティのルールを守りながら、活用を継続していきます。

  • 経営管理部 マネジャー 今井洋史 様

    共有すべきものはdesknet's NEOに集約して、効率よく業務に活かしたいと思います。今後は「社員の知識やアイデアを共有し、ナレッジとしてどのように活かすか?」といった課題と向き合い、運用ルールの制定などで、より効果的な活用法を探っていきたいと思います。[安否確認]については、今までになかった新たなソリューションとして利用を検討しています。

  • 経営管理部 谷山友子 様

    2014年4月に導入してから、日々ユーザーの閲覧率や利用率が高まってゆくのを見てきました。アップされた情報に対して[ネオツイ]で反応するのが日常化するなど、社内コミュニケーションが活発に変化しました。desknet's NEOで何かが変わりはじめたことを実感しています。

desknet's利用環境

製品名
desknet'sクラウド/desknet's DB
ユーザー数
41ユーザー
導入時期
2014年

事業概要

企業名
アイティシージャパン株式会社
URL
https://www.itcjapan.com/
所在地
東京都品川区
設立年
1981年10月
従業員数
41名
事業内容
システムインテグレーター。大手航空会社、鉄道会社のホストシステムと連動したチケット予約システム、発券・生産システム、旅行関連業務支援システムなどの開発。1984年大手航空会社とパソコンをホストコンピューターとした、わが国初の商用パソコン通信システム・ホストシステムを開発して以来、独自のノウハウに基づく開発技術で航空・運輸・旅行業界に特化した各種ソリューションを提供している。

デスクネッツの導入をサポートしたのはこの会社です。

リコージャパン株式会社

https://www.desknets.com/special/otasuke/

リコージャパンは、desknet'sに関するご相談、ご提案・お見積から、導入支援、運用支援、保守サポートまで、お客様のオフィス環境やニーズにあった製品・サー ビスをトータルでご提供いたします。また、desknet'sクラウドに関するお問合せやお申込方法をご案内するサポートデスクをご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

お問合せ先:
RICOHのdesknet'sサポートデスク

TEL:050-3534-0775 e-mail: roc_spo@ricoh-japan.co.jp

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